こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
皆さま、我が子には「勉強しなさい」と言わなくても
自分で勉強する子どもになってほしいですね。
しかし中・高校生だと親の言葉に素直に従いません。
また「勉強しなければいけないとわかってはいるけれど
なかなか続けられない」
と悩んでいるお子さまも多いです。
そんなお子さまに勉強をする習慣をつけるコツや
親がすべき関わり方をお伝えします。
勉強習慣を身につけるには、まずはやることが大切です。
「人間のやる気は脳にはなく体にある」
これは東京大学、池谷裕二教授の言葉で、
人はやる気を出してから行動するのではなく、
行動することでやる気を出すというものです。
いきなり長い時間勉強する必要はありません。
例えば英単語を5個覚える、好きな科目の得意な問題を
1問だけ解いてみるなど、どんな内容でもいいです。
少しだけ行動すると、後からやる気が追いついてきます。
これを毎日繰り返すことで少しずつ習慣化できます。
人間の集中力はあまり長い時間は続きません。
15・45・90分が集中力の続く目安です。
2時間勉強する時も、休憩をとらずにぶっとおしで
行わないで、
15分英語を勉強した後は5分休憩をとり、
次は数学を15分勉強+5分休憩、
国語を15分休憩+5分休憩、というようなサイクルで
勉強を2時間続けたほうが脳も疲れず、
集中力も持続します。
そうして続けることで勉強が習慣化します。
勉強を習慣化するために時間とすることを決めることも
有効です。
まずは1週間の勉強スケジュールを立ててみましょう。
無理なく実行できる内容で継続することを目標にします。
厳密に決めてしまう必要はありません。
あまりきっちり決めてしまうと守れなくなります。
守れないと継続できなくなります。
勉強したいのに勉強の仕方がわからない、
と悩んでいるお子さまに寄り添いサポートできるのは
保護者だけです。
お子さまが勉強する習慣を身につけるために
保護者の皆さまができるサポートは以下のことを
心掛けてください。
「この時刻から、この場所で、この時間内勉強する」
とお子さまが決めたらご家族の方もご協力してください。
規則正しい生活リズムと質の良い食事の提供は
保護者だからこそできる大切な役割です。
特に朝ご飯を必ず食べさせるようにしてください。
勉強しない子どもをむやみに怒らないでください。
なぜ勉強しないのか、何か悩みがあるのか、など
お子さまの気持ちを引き出すように話し合ってください。
ご家庭で勉強する環境が整えられない場合は、
塾の利用を検討してみてください。
塾で講師の先生や友人たちに刺激を受けて、
より勉強の効果が上がることも期待できます。
最後までお読みいただきありがとうございます。