こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
22日に行われた甲子園高校野球大会の決勝で
仙台育英高校が下関国際高校を破り、
東北勢として初優勝しました。
その時の仙台育英高校野球部監督のインタビューででた
「青春ってすごく密なので。」の言葉が素敵な言葉だと
Twitterなどでバズりました。
言葉は力を持っています。
良い言葉はその力で人に良い影響を与えます。
ですが、お子さまのためを思っていった一言が、
逆にお子さまのやる気を萎えさせてしまうことが
あります。
親としては
「勉強して欲しい」
「成績が上がって欲しい」
「志望校に合格して欲しい」
と我が子のことを思って
さまざまな言葉をかけます。
ですがお子さまには全く伝わらない。
親の言うことを聞かなくて、
逆に反発されてしまう。
我が子につい言ってしまった言葉が
NGワードとしてやる気を奪ってしまうことがあります。
『早く勉強しなさい』
子どものやる気をなくす言葉のNo.1がこれです。
勉強しなければならないということは、
本人が一番わかっていることです。
ですからそう言われたとき
「わかっているよ!」と
反発する態度に出てしまいます。
子どもに強制的に勉強をさせることはできません。
我が子に勉強したくなるような気持ちにさせることが
親の役割です。
『なんでこんな問題がわからないの』
できないことを責める言葉はNGです。
子どももわからないことがわかるようになりたいと
思っています。
ですがそう簡単にはいかないこともあります。
結果ではなく、過程に目を向けるようにしましょう。
前回よりも点数が伸びたのであれば褒めてください。
『◯◯くんはテストで100点取ったんだって』
人と比べられるのは誰でも嫌なものです。
それが兄弟や友人であれば余計に苦痛です。
比べるのであれば、本人の過去と現在を比べるように
して、伸びているようであれば褒めてください。
『うちの子は英語ができなくて』
このようなマイナスの決めつけワードは
子どもに悪影響を与えます。
決めつけワードは「ラベリング効果」につながります。
これは言われ続けた言葉がその人の性格になる
というものです。
「あなたは英語ができない」と言われ続けると
本当に英語の成績が悪くなることがあります。
上で述べたようなNGワードは子どものやる気を損ない、
実力が発揮できなくなります。
そうならないために、お子さまへの声かけを
プラスの言葉で言い換えるようにしましょう。
「あなたは英語ができる」「成績が上がる」
今日からOKワードでお子さまに声かけしてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。