本気でやる! 個別指導で君のVICTORYを勝ち取る!

トップページ >ブログ >SNSのしすぎは学力低下を招く?

SNSのしすぎは学力低下を招く?

2022/08/26
Victoryブログ

こんにちは。

Victory学院講師の山田修です。

 

今年度の「全国学力・学習状況調査(全国学力調査)

が4月に行われ、結果が先月28日に公表されました。

 

全国の小学校6年生と中学校3年生の計191万人が

国語、算数・数学、理科を受験しました。


同時に行われたアンケートでは今回初めて

スマートフォンや携帯電話でSNSや動画視聴に

費やしている時間を調べ、平均正答率との関係について

分析が行われました。

 

平日にSNSや、学習やゲームを除く動画視聴を

行った時間を質問したところ、


1日「1時間以上」が小学6年生で50.6%、

中学3年生で75.6%でした。


「4時間以上」も小学6年生で10.9%。、

中学3年生で15.4%でした。

 

利用時間が長いほど教科ごとの正答率が低くなり、

「4時間以上」は「30分未満」と比べて

小学6年生で17〜18ポイント、

中学3年生で13〜19ポイント低いという結果でした。



 

また2012年度から調査してきたテレビゲームの時間に

関する調査では「1時間以上」は小学6年生で75.7%、

中学3年生で71.0%でした。


この数字はコロナ禍前の2017年度より

小学6年生で21ポイント、中学3年生で13ポイント

増えています。

 

このようにSNSやテレビゲーム等の時間が増えるほど、

各教科の平均正答率が低くなる傾向にあります。

 

夏休みは時間がたっぷりあるので、スマホやゲームに

ハマったお子さまもおられたのではないでしょうか。


そんな様子を見た保護者の方も心配されると思います。

保護者の方々がゲームによる学力の低下や依存症を

心配されることが背景となって、

2020年には香川県でゲーム・ネットの規制条例が

制定されたことも記憶にお有りかと思います。

 

ですが、今回の調査結果から「SNSやテレビゲームの

しすぎは学力の低下を招く」とは直ちには言えません。


しかし平日にSNS等を4時間以上もしていれば、

その他の行動をする時間が圧迫されます。


勉強にマイナスとなることは明らかです。

 

スマホやゲームの使い方を子ども自身が決めることは

難しいです。


ご家庭でルールを決めることが大切です。

そのルールも親が一方的に決めるのではなく、

お子さまと話し合って決めてください。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。