こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
勉強しない我が子に対して、
どのような声がけをしているでしょうか?
本来は自分から自主的に勉強をして欲しいのに、
こちらが言わなければ、一向に机に向かわない。
そうした子どもが多いのではないでしょうか。
かといって、思春期の子どもに勉強するように言っても、
かえって逆効果になることもあります。
2020年に行われた教育改革で、
生徒が能動的に考え、授業に参加する
主体的・対話的で深い学び(=アクティブラーニング)が
積極的に導入されるようになりました。
これまでは授業の理解度に重点が置かれていました。
ですが今後は習得した知識や技能を活かして、
自分で考えて表現する教育が主流となっていきいます。
また、社会に出ると自主性や主体性が求められることが
多くなっていきます。
大人になってから自主性を身につけることは難しいので、
子どもの頃に土台作りをしっかりする必要があります。
子どもが自ら「やりたい」と言ったときは、
自分でできるよう親は環境作りをサポートすることが
求められます。
子どもの自主性を育てるために重要なことは、
自分で考える力を身につけさせることです。
子どもに「どうすればいい?」と意見を求めてきたときは
まずは子ども自身の意見を聞くようにしましょう。
また意見を言うときも、
親が望む答えに誘導するような言動は避けましょう。
子どもは成功体験を積み重ねることによって、
自分に自信が持てるようになり、自主性が身につきます。
ですので子どもが自分で考えて行動したときは、
ポジティブな声かけを行うようにしましょう。
その際は「すごいね!」のような抽象的な言葉ではなく、
「◯◯ができるようになったね」と
具体的に何ができたかを評価することが重要です。
小さなことでも成功体験を評価されることで、
自分に自信を持てるように成長できるでしょう。
子どもに過干渉になるのは、自主性を育てるためには
避けなければいけません。
ですが、子どもの意見を全て受け入れ、
子どもに言われるとおりに行動する必要はありません。
好き放題させないためにも、
まずは親がルールや約束事を決めたうえで
子どもに剣を聞くことが大切です。
子どもも失敗することはあります。
そのときに叱ると子どもは萎縮してしまい、
やる気を失ってしまいます。
自分で考えて行動して失敗したとしても、
決して恥ずかしいことではないと
子どもには伝えてください。
失敗した原因と、失敗しないためにどうすればいいかを
子どもと一緒に考えましょう。
子どもの自主性は、親の接し方により
どれだけでも伸ばすことができます。
過干渉にならず、かと言って放任もしない適度な距離感で
子どもをサポートしてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。