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夢を実現する

2023/04/17
Victoryブログ

こんにちは。

Victory学院講師の山田修です。

 

今年度の東京大学の学部入学式での祝辞が

SNSで話題を呼んでいます。

 

新入生に向けてメッセージを送ったのは、

感染症対策を支援する国際機関「グローバルファンド」で

対策部長を努める馬渕俊介さんです。

 

馬渕さんは「夢」について次のとおり述べておられます。

 

『夢は、探し続けて行動し続ける人にしか見つけることが

できない』

 

子どもに「夢」について話をすると、

「3年後の未来がどう変わっているかわからないのに、

今から将来の夢を考えてもしょうがない」

という返事が返ってきそうです。

 

将来の夢がないとう子どもは少なくありません。

「将来の夢や目標を持っているか」との問いに対して、

「ある」と答えた割合は、

小学生の79.8%、中学生の67.4%でした。

(『令和4年度全国学力・学習状況調査』より)

 

高校受験などで進路選択の時期である中学生の約3割が、

自分の将来の夢や目標がないと回答しています。

「夢を持ちなさい」と周囲の大人に言われ続けて、

悩んでいる子どもも多いのではないでしょうか。

 

ですが無理に決める必要はありません。

将来の夢がない子どもは、

世の中にどのような仕事があるのか知らない可能性も

考えられます。

そのような子どもに対しては、

親や周りの大人が仕事の選択肢を教える必要があります。

 

親が焦って行動するのではなく、

「将来何がしたいのか」を前向きに考えられるよう

刺激を与えてください。

 

子どもにとって一番身近な大人は親です。

想像している以上に子どもは親の姿を見ています。

親がイキイキと働いている様子を我が子に見せることで、

夢や目標を抱きやすくなります。

 

一方、親の世代が子どもの頃に夢見た職業に就けたのは、

全体の6.5%という調査結果もあります。

(『働く人の意識調査』サントリー食品インターナショナル、2022)

 

実現できないことの方が圧倒的に多いという現実を

知っている私たちは、子どもの夢を聞いたときに

「そんな夢ばかり見ていないで、現実を考えなさい」

と、つい言ってしまいます。

 

子どもの夢は絶対に否定しないでください。

無理だと思われる夢であっても、

親に応援してもらえれば

子どもは前向きに考えることができます。

 

親にできることは、子どもの可能性が広げることです。

興味をしていることを「いいね」と肯定されることで、

子どもの肯定感が増していきます。

子どもの夢を否定せず、夢を持ったことを認めましょう。

 

親としては我が子の夢が実現できることを望んでいます。

最初に紹介した馬渕さんが語るように、

子どもが夢を探し続け、行動し続けることができるよう

サポートをしてあげてください。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。