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思考力を高める

2022/09/22
Victoryブログ

こんにちは。

Victory学院講師の山田修です。

 

学習指導要領が2020年度に改訂されました。

そのなかでの大きな変更点の一つに「思考力」重視が

あげられます。

 

この「思考力」とは「考える力」のことです。

学校教育における「考える力」とは「問題を解決する力」

「予測する力」「物事を比較する力」「分析する力」など

のことを言います。

つまり「課題を解決するために必要な思考力」です。

 

子どもたちはこれからの予測不能な社会に

生きていかなければなりません。

そこでは正解が一つだけとは限らない問題に対して

自分が良いと思う答えを出すためにに必要な知識・技能を

自分の意思で選択し、決定しなければなりません。

受け身の人生を過ごさないためにも思考力は必要です。

 

これまでの勉強は知識偏重になっていました。

テストや入試に出題される知識を覚え、

入試攻略のためのテクニックを身につけることが一番と

されてきました。

 

しかし大学入学共通テストでもこれまで実施されてきた

センター試験よりも受験生の思考力や判断力が

試されるようになっています。

 

高校入試や中学入試でも思考力や判断力、表現力が

問う出題が増えています。

 

この傾向は今後ますます高くなっていくでしょう。

 

では思考力をどのように高めていけばいいでしょうか。

 

まずは基礎学力の充実が求められます。

この基礎学力とは機械的に暗記する知識や計算テクニック

ではありません。

 

もちろん基本的な語彙や漢字、英単語や公式、計算方法は

暗記しなければなりません。

 

しかし、単に暗記するだけでは活かすことができません。

未知の問題に対して自分が覚えた知識を総動員して

解答を導き出さなければなりません。

そのために思考力が必要です。

 

基本問題を解くときも「なぜこの解答になるのか」を

考えるようにしましょう。

そのために参考書や問題集はできるだけ解答解説が

詳しいものを選ぶと良いでしょう。

 

ニュースや知らない言葉について疑問に思ったことは

調べる習慣を身につけることも、

思考力を高めることにつながります。

 

中学入試では時事問題と関連した問題が出されます。

記述での解答も求められることが多いです。

ニュースや新聞に載っている社会問題や国際問題にも

関心を持つようにします。

そしてそのことについて自分なりに考え、友達や家族と

意見を交わす、意見を文章にまとめるなどを行うことで

思考力が鍛えられます。

 

こうしたことを習慣化するためには子ども一人では

難しいです。

保護者や家族の協力が不可欠です。

新聞やニュース、辞書が子どもの身近にあるように

環境を作ってあげてください。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。