こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
教材会社の『おうち教材の森』は9月15日、
「中学生の1日の家庭学習時間」に関する調査結果を
発表しました。
調査結果によると「中学生の1日の家庭学習時間」は
1年生が85.1分、2年生が87.0分、
3年生が135.3分で全学年の平均は100分でした。
学年別に見ると
1年生は「1〜2時間」が31.5%で最多でしたが、
「0〜30分」も13.7%と多く、テスト前にしか
集中して勉強しない子どもも多いようです。
また2年生も「1〜2時間」が37.7%で最多です。
3年生は「2〜3時間」が24.6%で最多ですが、
「1〜2時間」「3〜4時間」「0〜30分」
「30分〜1時間」が15%前後とほぼ同じ割合に
なりました。
中学生になると進路によって学習内容に差が出てきます。
中学1年生と2年生は部活動や遊ぶ時間を優先する子ども
が多いようです。
「中学3年生となると、具体的な進路が見えてくるせいか
学習時間も急激に伸びている。
自宅学習は苦手でも、塾に通っている子どもが多く、
学習時間も伸びたと考えらる」
と同社は指摘しています。
中学生に必要な勉強時間はどれくらいでしょうか。
毎日の学習時間としてよく言われるのは「学年+1時間」
ですが、部活動や習い事などで毎日2〜3時間勉強時間
を取ることは難しいでしょう。
ですが平日は毎日1時間は机に向かうようにしましょう。
勉強する内容は宿題とその日の復習をしましょう。
短い時間でも毎日続けることが大切です。
休日は3時間程度の勉強時間を確保しましょう。
平日の予定ができなかったときのフォローをするためにも
時間は取るようにします。
勉強する内容はその週に習った内容の問題集を解いたり
数学・英語の復習をしましょう。
もちろんテスト前は勉強時間は増やします。
最低でも平日は3時間、休日は5時間が目安です。
夏休みなどの長期休業期間も勉強時間は変わります。
また中学3年生は受験勉強をしなければなりません。
このように時期や学年でも必要な時間は変わります。
睡眠時間を減らせば勉強時間を増やすことができます。
ですが睡眠時間を減らせば睡眠不足となり、
集中力が切れたり健康を損うなど勉強に影響を与えます。
毎日の睡眠時間は確保してください。
集中力を持続させて効率よく勉強するためにも
適度な休憩は取るようにしてください。
うえで述べてきた勉強時間はあくまで目安です。
2時間勉強しても、勉強した内容が定着しなければ
何にもなりません。
2時間机に座って満足しないよう、
保護者の皆さまもお子さまの様子を見守ってください。
最後までお読みいただきありがとうございます。