こんにちは
Victory学院講師の山田修です
私は家庭講師もしています
昨晩も中学３年生を指導してきました
２１日の都立高校入試の直前ということもあり
社会科の指導をしましたが
休憩時に生徒が
「社会科って大人になって何の役に立つのか？」
と聞いてきました
この疑問は多くの子どもが持っていると思います
この質問に対して
「社会科は日本や世界の歴史や地理だけでなく
政治経済を勉強できる幅の広い教科で
社会に出て役に立つ常識を身につけることができる」
と答えました
社会科は暗記科目というイメージが強いため
『鳴くよウグイス平安京』を覚えても
社会に出てその知識は必要なのか？と考えると
社会科を勉強することに疑問を持つことも当然です
ですが社会科は私たちが生活をしている現在の社会が
どのように作られ
どのように展開しているのかを学ぶことで
これからの社会を生きていくうえで必要な
社会認識と判断力を養う教科です
『地理』を勉強することで
空間軸を超えて考えることができるようになります
また『歴史』を勉強することで
時間軸を超えた想像力を働かせることができるように
なります
この２つを学ぶことで
今の自分の生き方が全てではないということが
わかってきます
自分の生き方に対して客観的な視線を持てるようになり
これからの人生で選択肢と可能性を広げることができます
『公民』では政治・経済・国際関係を勉強することで
身近な出来事やニュースで話題になっている問題に対して
自分の頭で考え意見を持つことができるようになります
子どもが将来困難や問題に直面したときに
問題解決のためにどう考えて
どう行動すればいいかということを
身につけることができます
こうしたことを授業を通じて伝えることが教師の役割です
ですが塾では
どうしてもテストや入試での得点アップのための指導を
優先してしまいます
うえで挙げたようなことを子どもに身につけるさせるよう
意識した指導を心がけていきたいと思います
最後までお読みいただきありがとうございます
