こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
昨日のブログで、テスト返却後の解き直しが大事だ
と書きました。
間違えた問題を解き直しするのですが、
その間違いの一つに「ケアレスミス」があります。
ケアレスミスは絶対に無くしたいものですが、
その原因の一つに『字』があります。
そう書くと
「うちの子は字が汚いから点数が悪いのね」
と思われる方もおられるかもしれません。
しかし、字は読むことができたらOKです。
字は一人一人クセがあります。
どんなに癖のある字でも1なら1と、アならアと、
山なら山と読むことができたら◯がもらえます。
けれども、雑に書いてしまい採点者が読み取れ
なければ正解であっても×となります。
字は「綺麗」「汚い」ではなく「丁寧」に書く
必要があります。
数学の計算問題でのケアレスミスの原因に
数字の読み間違いがあります。
丁寧に数字を書かなかったがために
自分で解いた計算式の数字が“5”か“6”か“0”かを
読み間違えてしまい、結果計算ミスをしてしまう。
漢字の書取りでは”とめ”“はね”“はらい”や
字体が正しくなければ×となります。
カタカナでは“ク”と書いたつもりでも
“ケ”とみられてしまい×になる。
記述の解答や作文や小論文では
採点者が読む気にならず点数も低くなってしまう。
など、さまざま不利益があります。
また普段の勉強でも、ノートに書いた字が
自分でも読めなくて、見直しができない、
暗記もできないと言ったことにもなります。
読める字を普段から書くことを意識させましょう。
書いたことが採点者に正しく伝わることが大切です。
ペン習字みたいに綺麗な字を書く必要はありません。
丁寧に読める字を書きましょう。
お子さまが丁寧な字を書くようになるために、
まずはみなさまがお子さまの字を見てください。
字が雑なようであれば
「字が雑に書かれていてもったいないないね」
と伝えてください。
受験やテストは時間が決められているので
丁寧さとスピードが同時に求められます。
早く丁寧に字を書く練習を普段から行うことが
必要です。
お子さまに気をつけるよう言うだけでなく、
みなさまも一緒に見てあげてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。