塾頭山崎です。
今日も個別指導Victory学院のHPにお立ち寄り頂き
誠にありがとうございます。
今回の話は「考え方」のお話なので、人それぞれ
感じ方が違うと思います。
例えば、
「うちの子はゲームばかりやって、困っている」
と保護者がおっしゃったとします。
「ゲームをやる」という行為の裏には何が
あるでしょうか。
「ゲームが単純に楽しい」
「ゲームは達成感が得られる」
「ゲームは競争がある」
などなど
色々と理由はあるでしょう。
しかし、
「もし子供が寂しさを紛らわせるために」
とか
「もし保護者の注意を引くために」
ゲームをやっているとしたら、どうでしょうか。
もしかしたら、子供は保護者から
「ゲームばかりしないで勉強しなさい!」
と言ってほしくてやっているかもしれないとしたら...
今の保護者と子供の関係はどうでしょうか。
会話も十分取れているし、
意思疎通も十分図れている、
としたら「ゲームばかりしたでしょうか」
今の子供たちには「誘惑」がたくさんあります。
しかし、それらの「誘惑」のある環境を作ったのは誰でしょうか。
周囲を見渡して頂くと一定数
「子供にスマホを渡していない」
「Switchなどのゲームを買っていない」
というご家庭があります。
スマホを渡すのが「悪い」と言っている訳ではありません。
Switchなどのゲームが「悪い」と言っている訳でもありません。
ご家庭として、確固たる信念を持って行動しているか、が問われているのかもしれません。
私には苦い思い出があります。
今はもう大学生になっている愚息が
小学生の時、Nintendo DSなどの
ゲームを買い与えませんでした。
後になって知った話なのですが、
当時、友達と遊ぶのにDSを持って
いなかった彼は仲間外れになったり
肩身が狭い想いを随分したとのこと
でした。
家内と彼は常に会話をしていたので
彼の状況を知っていたようです。
しかし、私には言えなかったようです。
題名の「~だとしたら」を考えて、
もし「私が彼としっかりと会話する時間を取っていたら」
もしくは
もし「私が家内に彼の話をしていたら」
事態は違っていたのかもしれません。
今となっては遅いのですが...
今回、お伝えしたいことは、
「現状、起きている事象が自分が引き起こしているものとしたら」と考えてもらいたいということです。
只、誤解して頂きたくないのは
「自分が悪い」
と言っている訳ではありません。
「自分が引き起こしているものとしたら」
どのように自分の行動は変わっていくでしょうか
について考えて頂きたいのです。
「人を変えることはできません」
しかし、
「自分は自分の意思で変わることができます」
自分が変わって行動していけば、
相手も変わっていくかもしれないのです。
とにもかくにも「自分の行動」なのです。
今、学校教育の現場では、「主体性」が求められています。
これは「自分の行動」を意味します。
現状が自分たちにとって「理想」でないのなら
私たち大人も「変わっていかなければなりません」
「行動」でしか現状打破できないのです。
今日はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。