こんにちは
Victory学院講師の山田修です
子どもがよく起こすミスに「計算ミス」があります
お子さまに勉強を教えているときや
テストやプリントを持ち帰ってきたときに
計算ミスをして減点になってしまい
もったいないと思ったことがおありだと思います
計算ミスをなくすにはどうすればいいでしょうか
完全にミスをなくすことはできません
ですので計算ミスをしないことよりも
計算ミスをできるだけ少なくするように心がけることが
大切です
計算ミスには原因があります
ますは原因を把握し
その原因をなくすよう取り組ませることが必要です
【計算のルールが身についていない】
『18−3×4』という式で『60』と答える子どもは
前から『18−3=15』を先に計算して
それから『15×4=60』と計算しています
つまり四則混合計算では掛け算・割り算から先に計算する
というルールがわかっていないのです
小学校で習う四則混合計算や分数・小数の計算の仕方を
身につけておかないと
中学高校に進んでも計算ミスは無くなりません
計算のルールが身についていないようであれば
ルールを教えてあげながら一緒に勉強してあげてください
忙しくて難しいようであれば
問題を解いた後の見直しをするようにしましょう
【途中式を書かない】
途中式を書かずに解く子が多いです
途中式を書かないと見直しがやりにくく
どこで間違えたのかがわからなくなります
途中式を書かない子どもには
参考書や問題集の解答解説に書かれている途中式を
書き写すことから始めましょう
そうすることでミスがなくなってきたら
自分で途中式を書くようにしていくように促します
【字が雑】
計算のルールや解き方がわかっている
途中式もちゃんと書いている
けれども計算ミスをする
そのような場合は字が雑なことがあります
自分では“0“と書いたつもりでも“6”と見間違えて
解答を間違えてしまったりします
また解答欄に書く字も採点する人にとって読みやすい字を
書くように心がけましょう
字は綺麗に書く必要はありません
自分にも他人にも読みやすい字を丁寧に書くように
子どもに伝えましょう
計算ミスには一つだけでなく
いくつかの原因が重なっていることが多いです
ご家庭でお子さまの勉強を見るときには
計算ミスを減らせるよう気をつけてあげてください
最後までお読みいただきありがとうございます