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大人になったらなりたいもの

2023/03/20
Victoryブログ

こんにちは

Victory学院講師の山田修です

 

皆さまは子どもの頃

将来どのような仕事に就きたかったでしょうか?

 

先日「大人になったらなりたいもの」調査の結果が

発表されました

 

この調査は例年第一生命保険が小・中・高校生を対象に

行うもので

今回の調査は2022年12月に実施されたものです

 

それによると男子の小・中・高校と女子の中・高校は

「会社員」が1位でした

女子の小学生は「パティシエ」が1位と

不動の人気を誇っています



 

この調査はその時々の時代を反映しています

 

例えば小・中・高校生男子と高校生女子では

「学者・研究者」がランクインしています

これは社会問題や環境問題を解決する

SDGsに関わる職業への注目度が

高くなっていることを示しています

 

また「漫画・イラストレーター」が

小・中学校の女子の2位にランクインしています

「鬼滅の刃」の映画がヒットしたことや

SPY×FAMIRY」が流行語にノミネートされるなど

世の中の大きなトレンドを生み出す

漫画やアニメの仕事への憧れがあると思われます

 

一方「会社員としてどんな仕事がしてみたいか」

という質問に対して人気を博したのが

「科学技術・ものづくり」でした

 

また新型コロナウイルス感染症による行動制限緩和が

関わっているのか

「旅行・レジャー(テーマパーク含む)

が上位にランクインしています

 

一方中・高校生では「商社」という回答が人気です

広く世界に目を向けて将来を考える機会が増えたのでは

ないかと考えられます

 

回答の中には「いずれは自分で色々と考えて起業したい」

と起業に向けたキャリアデザインを描いているコメントも

ありました

 

今回の調査では「憧れの人」についても聞いています

その質問に対する回答は全ての年代で

「お父さん・お母さん」が1位となりました

 

コメントには

「一番身近なヒーローだから」

「イラストレーターになりたいと話したときに

どういう仕事でなるにはどうしたらいいのか

熱心に教えてくれたので」

など家事や仕事をみたり将来について考えてくれる姿など

一番身近な尊敬できる人だという意見が挙がっています

 

新型コロナウイルス感染症対策による在宅勤務が増えて

親が仕事をする姿を直接目にする機会が増えたことも

影響していると思われます

 

これらの調査を受けて第一生命経済研究所の的場康子氏は

以下のとおりコメントを出しています

 

「AIを使いこなし、それを人々のウェルビーイングの

実現のために活用する。

そのような未来に向けて、子どもたちの新しい視点・

発想力を活かしていくことができれば、

世界をリードする企業が生まれることが期待できます」

 

「子どもたちの一番身近にいる親も、自らの価値観・

固定観念をアップデートし、子どもたちが好きなもの、

得意なものを尊重して育てることが重要です。

そのようにして子どもたちの潜在能力を最大限に伸ばす

ことができれば、現在の延長線上ではない

新しい未来を創造する力につながるでしょう」

 

今回のアンケートも他人事として聞けば

好きなことをさせてあげればいいのにと思います

 

ですが我が子のこととなれば別です

我が子には安定した職業についてほしいと願っています

 

子どもは思っている以上に夢を真剣に考えています

子どもの夢や思いに対して「無理だ」と言うのではなく

まずは真剣に聞いてください

 

そのうえでチャレンジする機会を与えてください

 

それが子どもに与えることができる

一番のプレゼントかもしれません

 

最後までお読みいただきありがとうございます

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