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教養を身につける

2023/03/22
Victoryブログ

こんにちは

Victory学院講師の山田修です

 

皆さまは「教養」と聞いて

どのようなことを頭に思い浮かべるでしょうか?

「物知り」「頭がいい」といったイメージが浮かんだ方も

おられるかもしれません

 

広辞苑によると

『単なる学殖・多識とは異なり、一定の文化理想を

体得し、それによって個人が身につけた創造的な

理解力や知識。』

であると定義されています

 

また池上彰氏は「すぐには使えない知識が教養であり、

それが重要である」と述べています

「すぐに役立つものは、すぐに役立たなくなる」として、

答えが決まっているような通りいっぺんの知識を

身につけるのではなく

教養を身につけて自ら問題解決にあたることができる人材

にならなければならないと池上氏はしています

 

「自ら課題を設定して、自ら考え創造する力」

を育むことが今の教育の目標になっています

 

子どもが社会に出たときに問われるのは

正解のない問いに対して自分なりの答えを出すことです

答えを出すには考えるための材料が必要です

その材料となるものが「教養」です

 

このような「教養」は

どのように身につければいいのでしょうか

 

前提として学習して知識を増やすことは

教養を身につけるためには重要なことです

 

ですが知識の詰め込みは良くありません

真の教養とは単なる知識の集積ではなく

その知識を実際に役立てることを言います

知識と体験の二つがあってはじめて

教養が身についているといえます

 

そのためにはいろいろなことを経験することが大切です

親子で旅行に出かけたり博物館に訪れるなど

本物を見ることが教養につながります

 

とはいえ体験できないことも多いです

その代わりとして読書が有効です

実際に体験できないことも本を読むことで

書かれていることを追体験することができます

経験の幅を広げてくれますし

創造力も高めてくれます

小さなお子さまには親の読み聞かせから始めることで

本を読む習慣のきっかけを作ってあげてください

 

お子さまが体験したり本を読んだ後は

親子で話し合ってください

子どもは話すことによって頭の中が整理され

より強固な教養となって身についていきます

 

子どもの話を聞くときは否定しないでください

子どもの目を見て微笑みながら耳を傾け

驚きや発見を子どもと一緒に喜んであげてください

 

教養は一朝一夕に身につくものではありません

ですが子どもがこれから先直面する困難な状況に対応する

力の源になるものです

教養を育むことで不確実な時代を生き抜く力を

身につけることができるよう

親子で様々なことに取り組んでください

 

最後までお読みいただきありがとうございます

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