こんにちは
Victory学院講師の山田修です
皆さまはお子さまにどのように生きてほしいでしょうか
「優しい人に育ってほしい」
「明るく元気な子になってほしい」
「自分の好きなように生きてほしい」
いろいろな思いがあると思います
その中に「自分らしく生きてほしい」という思いも
おありではないでしょうか
今は卒業式のシーズンです
小・中・高校生はそれぞれ次のステージへ進もうとする
躍動感にあふれた時期です
新しい環境でも周りで起きている出来事に振り回されず
自分らしく生きてほしいと願っておられると思います
ですが自分らしく生きるとはどのようなことでしょうか
多様化という価値観が世間に浸透した最近は
自分らしく生きることに私たちは共感します
ですが自分のことはよくわかっていないために
自分らしさってなんだろうと悩んでしまいます
それはも子どもも同じです
自分らしさを求めているはずなのに
私たちは他の人のことがとても気になります
他の人が何をしているのか
何を話題にしているのか
何を着ているのか
何を観ているのか
何を聴いているのか
ということを知りたいと思います
そこから外れることに恐怖すら感じています
子どもたちの間でTwitterやInstagramなどSNSが
広がっているのは
他の人と情報や意見を共有することで
世界が広がったような安心感を得ることができる
ということも理由の一つでしょう
SNSで自分は何人からフォローされているのか
どれくらい存在感があるのか というように
他人を基準に自分の価値を測ってしまいがちです
他の人と切磋琢磨し競い合うことで
自分を高めていくことも大事です
と同時に自分の奥深いところには
どんなことが起ころうとも動じることのない
「核」となる部分も持つことが大切です
その「核」がその人の自分らしさではないでしょうか
「自分らしさ」とは
他の人からどう見られているかではなく
自分自身がどういう人間なのかという自己認識のことです
その自己認識を落ち着いてできる場所は
家族や信頼できる友人と過ごす空間・環境です
そうした場所では他の人を気にせずに
リラックスして過ごすことができます
「自分らしさ」は簡単には見つかりません
ひょっとしたら一生見つからないかもしれません
ですが親は子どもにそうした場所を提供して
親子で一緒に「自分らしさ」を見つけていきましょう
最後までお読みいただきありがとうございます