こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
先日このブログで「考える力」について書きました。
勉強のこと
進路のこと
友達のこと
家族のこと
子どもは考えなければいけないことがたくさんあります。
考えて、考えて、最後には「こうしよう」と
決断をするわけですが、
そのときに考えなければいけないのは
「自分にとって良い選択は何か？」
という問いかけです。
進路を始めさまざまな選択をするときに
その問いかけを心に留めておくと、
周囲に流されそうになったときや、
不本意な選択をしそうになったときに、
立ち止まって考えるようになります。
「親に言われて仕方なくやったんだ」
と、子どもは言うかもしれません。
ですが、親に言われたとおりにやることを選んだのは
他でもない自分であるということを伝えてください。
より良い選択をするためには
自分に向き合うことが必要です。
自分はこれまでどんなふうに過ごしてきたのか。
何を大切にしてきたのか。
今後はどうしていきたいのか。
この自分と向き合うことをしておくと、
何かを決断するときにも
選択がしやすくなります。
ですが、子どもは自分のことがわかっているようで、
客観視できていません。
どんなことに興味があるのか？
将来どんな道に進みたいのか？
自分の強みをどう活かすことができるのか？
こうしたことを親子で話し合っておきましょう。
興味がありそうなことに関連する本をおいておく。
お出かけや旅行に行く。
さまざまなワークショップやボランティアに参加する。
さまざまな経験をさせてください。
これは子どもの人生にレールを敷くということでは
ありません。
子どもが本当にやりたいことを見つけるために、
親の力を使って最大限のサポートをするということです。
選択時に子どもが迷っているときは、
親が子どもの長所や強みを具体的に伝えてください。
「あなたは人に親切だね」
「何事もあきらめずにコツコツ取り組んでいるよね」
「手先が器用だね」
強みや長所を伝え、その個性をどう活かしていくかを
子ども自身に考えさせるきっかけを与えてください。
そのことが、受験や就職といった人生の大きな岐路で
「自分にとって良い選択は何か？」
を子ども自身が選ぶことができるように
サポートしてあげてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
