塾頭山崎です。
今日も弊教室のホームページにお立ち寄り頂き、
誠にありがとうございます。
さて、前回までこのブログで
「何のために」
とか
「幸せとは何か」
とかについて
考えてみました。
「何のために勉強するのか」
という質問は子供たちみんな、一度ならずとも
考えたことがあり、親に質問してきたと思います。
多分、そのたびに保護者は
「自分のため」
というような答えをしてきたのではないか
と思います。
そこで子供は思います。
「僕(私)のためっていうなら放っておいて!」
この言葉を聞いて保護者は思います。
「あなたのためを思って言っているのよ!」
しかし、よくよく考えてください。
本当にお子様のためでしょうか。
もし、本当にお子様が全く勉強しなかったとして
保護者は「困る」でしょうか。
保護者は「困りません」。
なぜなら、勉強をするかしないか、というのは
保護者の「課題」ではなく、お子様の「課題」なのです。
その「課題」に向き合えるかどうかは
「お子様次第」
なのです。
保護者としては、いつお子様が勉強をやる気になるか、
は分からないので、環境を整えておく必要はあります。
塾に通わせることはその「環境を整える」ことです。
保護者の立場としては
「親の役割として勉強させる」
と思っているかもしれません。
そうしないと
「あの親は何にもしていない」
と周囲から非難されるのが怖いからです。
自分は「親の役割を果たしている」ことを
周囲にアピールしたいから口を酸っぱくして
「勉強しなさい!」
と言っているのです。
と書いてしまうと反発がありそうですが、
よく東大生は親から「勉強しなさい」と
言われたことがない、という話を聞きます。
「勉強しなさい」を言わなければ、みんな
東大に行けるかと言われたら、そんなことは
もちろんないでしょうが、
東大生に聞けば、結構な数でそのようなことを
言われたことがない人がいます。
つまり、東大生の保護者がしていることは
「自ら勉強するように」
環境を整えているのです。
それでもなかなか勉強しない場合には・・・
この続きは次回にさせて頂きます!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。