こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
勉強に行き詰まった時や疲れたとき
お子さまはどんなことをされていますか?
一休みすることも一つの手段ですが
「笑う」こともぜひ試してみてください
最近の研究では
笑いには脳の血流を促進する効果があることや
笑いにより脳の活性化とリラックスが同時に起こることが
わかっています
単に身体を休めることを「守りの休憩」とするならば
笑うことは「攻めの休憩」といえます
また勉強するときも笑うことによって
「集中力」「注意分配力」「知的柔軟性」「短期記憶力」
が向上します
笑いは人々をリラックスさせます
脳はリラックスするとたまっていたストレスが軽減され
集中力が飛躍的に高まります
集中力は記憶力や思考力、想像力に良い影響を与えます
「今日中にこれだけは覚えなければいけない」と
自分を追い込みながら勉強していると
強いストレスにより神経細胞はダメージを受けています
記憶力を最大限発揮するためには
ストレスのないリラックス状態で勉強するのがベストです
リラックスしているとき
人の脳内ではアルファ波が発生しています
笑うときもこのアルファ波が大量に発生するので
心理的ストレスが解消され
記憶力や集中力を高めることができます
新しいことを速く習得したいときは
学習に集中してしかめ面になるよりも
笑いながら楽しく学ぶほうが勉強ははかどります
このように笑顔の効能は想像以上です
自分で作り出せる最強の薬を誰もが持っているのです
笑顔は楽しいときだけ出るわけではありません
『楽しいから笑うのではない 笑うから楽しいのだ』
(米心理学者、ウイリアム・ジェームス)
という言葉もあります
最初は作り笑いでもOKです
意識的に笑う、笑顔を作る、口角を上げることから
初めてみましょう
子どもが笑顔でいられるように
親ができることはなんでしょう
脳科学者の西剛志氏は
『親が笑顔でいられることで子どもの笑顔を引き出せる』
と話しています
親が笑顔なら子どももつられて笑顔になります
同じものを見て笑うという感情を共有することは
子どもの成長にはとても大切なことです
子どもの能力を伸ばすためにも
楽しい体験をできるだけたくさん共有して
笑顔を心がけてください
最後までお読みいただきありがとうございます。