こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
前向きな学習意欲を高めるための大切な生活習慣は
「早起き」と「挨拶」です
新年が明けて初めて会う方には
「明けましておめでとうございます」
と挨拶をすると思います
またVictory学院では授業の始めと終わりに
「よろしくお願いします」「ありがとうございました」と
言うように子どもにうながしています
よく挨拶ができる子どもは成績もいいと言われていますが
経験上私もその意見に賛成です
挨拶をすると成績が上がるというよりも
挨拶ができる子どもに成績のいい子が多いという印象です
挨拶とは最も大切な言葉のキャッチボールの一つです
投げたボールを返してくれないと
そこで会話がいったん途切れてしまいます
途切れたままに授業を進めても
「教える⇄教わる」関係が築きづらくなります
私たち大人はあいさつの大切さが身に沁みていますが
子どもに説明できますか?
「挨拶はするものだから」
「挨拶をされると嬉しいから」
と子どもに言っていませんか
それだと「とりあえず挨拶しておけばいいや」と
型どおりでお座なりの挨拶になってしまいます
挨拶には大きく2つの役割があります
一つは「相手の存在を認める」ことです
「私はあなたがそこにいることを知っているよ」
「気がついているよ」
「いつも気にしているよ」
ということを相手に伝えることができます
いじめで精神的に一番ダメージがあるのは
無視されることです
挨拶されたらうれしいですし
挨拶されないと存在を否定された気がして
不安で悲しくなります
それは相手も同じことです
自分の存在を認めてもらうためには
まずは自分から挨拶をして相手の存在を認めましょう
挨拶のもう一つの役割は「心を開く」ことです
「挨拶」という言葉の語源は禅宗の「一挨一拶」です
これはお互いに心を開いて近づくという意味です
つまり挨拶は心を開き
相手を仲間と認め信頼関係を築く役割があるのです
子どもに挨拶の大切さを身につけさせるためには
家庭の役割が重要です
「おはよう」「いってきます」「ありがとう」など
毎日の挨拶を家族ですることから始めましょう
子どもが挨拶できたら褒めてください
挨拶を返してくれなくても挨拶し続けましょう
無理強いせずに根気よく挨拶をうながすことが大切です
最後までお読みいただきありがとうございます。