こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
中学生は現在期末テスト前で
懸命に勉強していることでしょう。
特に3年生にとって調査書に加算される
最後のテストとなります。
主要5教科はもちろん大切ですが、
調査書には技術・家庭、保健体育、音楽、美術の
実技4教科も記載されます。
東京都の場合、調査書の素点は
学力検査が実施される主要5教科の点数はそのままで、
実技4教科は2倍で計算します。
ですから、主要5教科だけを勉強しておけば大丈夫
と考えていたのならば、それは間違いです。
では、実技教科はどのように勉強すればいいでしょうか?
実技教科のテストは暗記することが多くなります。
基本の内容をどれだけ正しく理解しているかを問う問題が
出題されます。
特に美術や音楽は、美術史や音楽史といった分野が
テストに出題されることが多いです。
ですので、教科書による勉強が基本です。
テスト範囲の教科書内容を徹底的に勉強しましょう。
実技教科のテストは先生の個性が出やすいです。
授業をしっかり聞いておくと、
出題されるところがわかってきます。
美術史や音楽史で、年代や作曲者、画家の名前を何度も
話している先生であれば、
そこがテストに出題される確率が高いです。
保健体育でも、競技のルールや歴史、コートの大きさなど
授業中に説明していた内容をしっかり聞いておけば、
テストで困ることはありません。
授業中に配られたプリントも
しっかり見直しておくことも大切です。
プリントは、先生が大切だとしているところが
まとめられています。
プリントと教科書を一緒に勉強することが
テスト対策に最適です。
実技4教科は主要5教科と比べて授業時間も少なく、
軽く考えてしまいがちです。
ですが、テスト結果は調査書の点数に反映されるため、
主要5教科と同じくらい大切です。
もちろん、実技4教科は授業での態度や作品、提出物も
評価の対象となります。
普段の授業態度が大切なことはもちろんです。
皆さまもお子さまの勉強をテスト前だけでなく、
普段も実技教科の勉強の様子も見てあげてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。