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テストの後は解き直しをしよう

2022/05/19
Victoryブログ
こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。

お子さまの中にはすでに中間テストが終わり、
結果が出た方もいるでしょう。
中学・高校1年生にとって初めてのテストであり、
点数に一喜一憂されているのではないでしょうか。

ですが、我が子の点数が悪かったとき、
「なんでこんな点数になったの!」
「ゲームばっかりしているからよ!」
「もっと勉強しなさい!」
と言ったりはしていないでしょうか。

子どもは、点数が悪ければ自分なりに
なんとかしなければいけないということが
わかっています。

皆さまは意見を言う必要はありません。
点数が良ければ
「すごいじゃない。よくがんばったね」
と褒めてあげてください。

点数が良くなかった場合も
「夜遅くまで勉強してお疲れさま」
「前回より点数が5点上がって頑張ったね」
それで十分です。

ですが、点数が悪いまま放っておいたら
学力は上がらないままです。
テストが終わった後は
解き直しをする必要があります。

テストが終わったあとはホッと一息つきたくなり、
直ぐには勉強する気にならないと思います。
しかし、テスト範囲の内容を覚えている間に
解き直しを行うことで、
知識の定着を図ることができます。

ですので、早いタイミングで解き直しを行うと
次回以降のテストで点数がアップする可能性が
ぐんと高くなります。

中学生にとっては定期テストの試験範囲は
高校入試の試験範囲となります。
解き直すことで知識が定着できれば
高校受験対策にもなります。

高校生にとっても成績評価につながる定期テストで
良い点数を積み重ねておくと大学受験の対策と
なります。

ではどのように解き直しをすればいいでしょうか。

テストの間違いには大きく分けて
3つのパターンがあります。

ケアレスミス
「時間がなくて焦った」
「漢字を書き間違えた」
「途中式の計算を間違えた」
など、ケアレスミスにもさまざまな原因が
考えられます。
ミスの原因を確認し、次のテスト前に見直せば
同じ間違いをする可能性は低くなります。

覚えていなかった
漢字や年号、英単語など覚えていなくて
正解できなかった場合は、
ノートに繰返し書くなどして暗記し直しましょう。

全くわからなかった
学校や塾の先生に質問するなどして、
必ず解き方を確認しましょう。
そのうえでテストの問題だけでなく
教科書や問題集の類題を解くことで
解き方をマスターしましょう。

また正解した問題も見直しが必要です。
特に選択肢の問題だと偶然当たったという場合も
あります。
なぜこの選択肢が正解なのか、
なぜこの選択肢は不正解なのか、
を見直すことで解き方が身につきます。


このテストの解き直しについては、
「テストの解き直しをしなさい」
などと保護者の皆さまからお子さまに言う必要は
ありません。

「テストが終わってどう感じた?」
「こうすれば良かったかもって思うことはある?」
と問いかけて、お子さまの返事を聞きましょう。
その返事に共感してあげてください。

「お父さん、お母さんは自分の味方なんだ」
と感じられれば、子どもも気持ちが軽くなります。

そのタイミングで上で述べたテストの解き直しを
アドバイスすれば、お子さまも受け入れやすい
と思います。

今回のテストを解き直すことで
次回のテストがより良い成績となるよう、
お子さまに解き直しをアドバイスしてください。

最後までお読みいただきありがとうございます。