こんにちは
Victory学院講師の山田修です
「シンギュラリティ(特異点)」という言葉は
レイ・カーツワイルの著書”The Singularity Is Near”
で世界的に注目されるようになりました
その中ではシンギュラリティを2045年に迎えると
しています
よくシンギュラリティは
「AIが人類を超える」という意味で使われてます
しかし著書の中ではシンギュラリティを
「人間の能力が根底からくつがえり変容する時」
と表現しています
これはレイ・カーツワイルがシンギュラリティを
「AI(ロボット工学)」だけでなく
「遺伝子工学」「ナノテクノロジー(超精密・微細技術)」
の3つの技術の相応効果で
社会構造や価値観、死生観が変化した未来が実現すると
しているためです
例えば「ナノボット(非常に小さな機械装置)が
体内に入り込み
ピンポイントで病気を治療したり遺伝子を修正することで
健康増進につながり寿命が格段に伸びるという
社会の変革が生じる」
といった表現がされています
これは「AI」「遺伝子工学」「ナノテクノロジー」
の3つの技術の相乗効果によって
シンギュラリティが実現すると考察しているためです
レイ・カーツワイルの予言したとおり
シンギュラリティが起こるかどうかはわかりません
ですが時代は急速で複雑かつ広範囲な変化が進んでおり
将来の変化を予測することが難しい社会を迎えています
そのため問題解決力・問題発見力・創造力・論理的思考力
・批判的思考力・メタ認知力・適応的学習力の重要性が
高まっています
子どもたちがが今勉強していることも
大人になった頃には陳腐化しているかもしれません
ですので身につけたものの見方・考え方を働かせながら
時代に応じた新たな知識・情報を獲得し
問題解決していく力を身につけておくことが重要です
そのためにはICT(情報通信技術)の活用や
プログラミングを含めた情報活用能力が必要不可欠です
常に未来を予測して今の教育を考えることが大切です
と同時に身につけた能力を正しく活用するためには
生き方や在り方を常に問い続けることが必要です
シンギュラリティについて親子で興味を持って
話をしてみてください
最後までお読みいただきありがとうございます