こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
以前笑いについてブログを書きました。
(６月１５日「笑う門には福きたる」)
そのときはストレス解消や健康への効果について
書きました。
では勉強への効果はどのようなものがあるでしょうか？
２０１７年に発売された『うんこ漢字ドリル』は
販売数が累計９００万部を突破しています。
うんこドリル公式サイトでは「子どもが笑いながら
勉強できる、日本初の漢字ドリルです。」としています。
これは笑いを学習に活用しようとする試みですが、
同様の取り組みは学校教育でも行われています。
２０１７年にインドネシアで発表された研究論文では、
ある高校(第２学年)で通常の授業を行なったクラスと
笑いを取り入れた授業を行なったクラスを比べたところ、
後者のクラスのみ授業後のテスト結果が明らかに多く、
９割の生徒は笑いが授業への興味や集中力につながったと
感じたことが報告されています。(Wahyuni、2017)
笑いが情報の理解と記憶にこれほど良いのは
どうしてでしょうか。
最近の研究では、
笑いは脳の血流を促進する効果がある
ことや、脳の活性化とリラックスすることが
わかっています。
さらには笑うことで「集中力」や「短期記憶力」が
向上することもわかっています。
また認知機能の向上・改善には大きな笑いの方が
効果があることもわかっています。
お子さまが勉強をするときは集中できる環境をつくる
ことは大事です。
ですがそれだけでなく勉強のちょっとした隙間時間や
休憩時間に大いに笑うことで勉強の効率は上がります。
保護者の皆さまはぜひお子さまの勉強にも
取り入れてみてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
