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「偏差値」を考える

2022/08/12
Victoryブログ

こんにちは。

Victory学院講師の山田修です。

 

志望校を決めるときに何を決め手にされますか?

人気?校風?部活?

色々ありますが、「偏差値」をあげる方もいます。

 

偏差値とは、その試験を受けた人の中で

自分がどのくらいの位置にいるかを表したものです。


平均点を取ると偏差値は50となります。

点数が平均点より上なら偏差値は51、52…と高く

なります。


反対に点数が平均点より下ならば偏差値は49、48…

と低くなります。

 

例えば数学60点、英語80点を取ったとします。

点数だけ見れば英語の方が得意に見えます。


しかし数学の点数が平均点を上回り、

英語の点数が平均点より下回っていた場合は、

偏差値は数学の方が高くなります。

 

この偏差値は相対的なものです。

相対的とは受験した集団の中で自分の学力が

どれくらいの位置にあるかを知ることができるものです。

 

受験は同じ試験を受けた子どもの中で上位にいることで

合格が決まります。


極端な話ですが、入試で90点取ったとしても

他の子どもが全員91点以上取れば不合格となります。


点数を上げることは目指さなければいけませんが、

偏差値を上げていくことも重視しなければなりません。

 

受験生が受験する模試では偏差値が出されます。

保護者の皆さまは点数の伸びに目が行きがちですが、

偏差値も見てください。

偏差値が上がれば子どもの努力を褒めてあげてください。

 

また偏差値は個人の学力を客観的に表すデータですので、

志望校を決めるときの参考となります。


その際同じ模試を継続して受験することで

偏差値の推移を正しく把握することができます。


あまり伸びていない、または下がっている教科があれば、

その原因を探り対策を検討するというように

データをうまく活用してください。

 

ただし、必要以上に偏差値を重視してはいけません。


模試で偏差値が60だったから偏差値60の学校を

志望校にするといったことは避けてください。


受験するのはお子さま本人です。

夏休みは多くの学校で学校公開や説明会が開かれます。


できるだけ多くの学校にお子さまと一緒に

参加してください。


また受験の先輩から話を聞くなどして、

お子さまが行きたいと思える学校を志望校にしましょう。

勉強にも熱が入り、モチベーションも上がります。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。