こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
「勉強しなさい!」とお尻を叩いても
子どもがやる気を見せないことがあるかと思います。
そんなときモチベーションを上げれば勉強するのに、
どうすれば上がるのかがわからない、
「やる気スイッチ」があれば押したいのに、
と悩む方もおられるでしょう。
では、モチベーションが上がれば勉強するのでしょうか?
答えは“NO”です。
モチベーションに頼っていては長続きしません。
勉強を始めるときは「さあ、やるぞ!」と
モチベーションが高くても、長続きはしません。
どんなにモチベーションが高い子どもでも、
どうしてもやる気が低下するときがあります。
24時間アドレナリンを出したままで勉強を続けることは
できません。
外部からのサポートなしにモチベーションの高い状態を
することはかなり難しいのです。
では、モチベーションがなくなっても勉強を続けるには
どうすればいいでしょうか?
そのためには「勉強の習慣化」がとても重要です。
今日はやる気が起きないから風呂に入らない、
ということはないでしょう。
入浴と同じように勉強をすることが当たり前、
というふうにしていきましょう。
習慣化するためにはどうすればいいでしょうか?
習慣化に必要な期間は平均66日です。
最低でも3週間はかかる、という研究結果が出ています。
これまで勉強をしてこなかった子どもには、
最初は「一日10分」から始めるよういってください。
一日1時間の勉強を3週間続けることは難しいです。
また、ルーティンを決めましょう。
「帰宅して手を洗った後はすぐに机に座る」
「机に座ったら数学の問題を1問解く」
というルーティンを決め、実行しましょう。
「勉強をしたくない」といっている子どもも、
心の中では「勉強しなければいけない」と思っています。
勉強にはモチベーションはそれほど重要ではありません。
それよりも勉強を習慣化させることが大切です。
これまでやってこなかったことをいきなりさせることは
心理的抵抗が大きいです。
勉強に対するハードルを下げて少しの時間から始め、
習慣化できるよう子どもをサポートをしてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。