こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
お子さまは中間テストも終わり、
点数が出ているかと思います。
結構いい点数をとっているにもかかわらず、
あまり評価が上がらないお子さまも
おられるのではないでしょうか。
その場合、原因として考えられることの一つに
提出物を出していないことがあります。
通知表の評定(内申点)は観点別評価によって
決まります。
それは
◯ 知識・技能
◯ 思考・判断・表現
◯ 主体的に学習に取り組む態度
の3つの観点です。
その観点は『定期テスト』『授業態度』『提出物』
によって決められます。
提出物は評定の『主体的に学習に取り組む態度』
に関わります。
提出物はテスト前に各教科のワークやノートを
提出させる学校が多いと思います。
提出物を出さないのは、
テストの答案用紙を出さないのと同じです。
提出物を出さないと『主体的に学習に取り組む態度』
の評価が“C“となるのです。
いくらテストで満点を取ったとしても
最高評価を取ることができません。
提出物を出すことの大切さはお子さまもわかっている
と思います。
提出物をきちんと出せないお子さまがおられる場合、
ご家庭でどのように働きかければいいでしょうか。
一番大切なことは『提出日を守る』ことです。
忘れっぽいお子さまには
「明日は英語ワークの提出日だよね」
「テスト前の提出物は取り組んでいる?」
とコミュニケーションをとりましょう。
テスト前に学校から配られる範囲表に
提出物やその提出日が記載されています。
お子さまに確認し、一緒に取り組んであげてください。
「範囲が多くて提出日に間に合わない」
とお子さまも多いです。
そういう子は普段の勉強も計画的に取り組むことが
苦手であったりします。
そういうお子さまには課題が出されたら
提出物に取り組む計画を立てます。
そのときどの課題をいつまでにやるのかを
カレンダーに書き込み、いつでも確認できるよう
『見える化』を図りましょう。
そのとき保護者の声掛け次第で
モチベーションが上がったり低下したりします。
以前のブログでも書きましたが
「提出物をやりなさい」
と抽象的な表現では子どものモチベーションは
上がりません。
「なんでやらないの」
とできていないことを責めるのではなく、
「ここまでできたね」
と現状の頑張りを認めることが
子どものモチベーションを上げることなります。
いうのは簡単ですが、実際に提出物をきちんと
提出させる取り組みをご家庭で全て行うことは
難しいかと思います。
そんなときは塾などの第三者を活用してください。
Victory学院ではご家庭の取り組みを
フォローしますので、お気軽にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございます。