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嫌なことから逃げるのはアリ?ナシ?

2023/02/03
Victoryブログ

こんにちは

Victory学院講師の山田修です

 

今日2月3日は節分

「鬼は外 福は内」の掛け声と共に豆をまいて

家から邪気を追い出し幸せがやってくることを願う

日本の伝統行事です

 

この日鬼は豆をまかれて逃げ回りますが

私たちも嫌なことからつい逃げてしまいます

 

親として我が子には

嫌なことから逃げずに立ち向かっていく

強い意志を持った子どもに育ってほしいと願っています

 

ですがいくら勉強するように言っても

「勉強するのは嫌だから」と全然しようとしない

そんな子どもを見ていると

将来困らないかと心配になってしまいます

 

「嫌なことから逃げるのは甘えているからだ」

と考える方も多いでしょう

 

ですが逃げ出すのは理由があります

 

私は英語が大の苦手です

大学では英語がわからなすぎて

第一外国語をドイツ語にするくらいでした

「英語が苦手ならもっと勉強すればいいじゃないか」

と思われるかもしれませんが

そのときの私はとにかく英語から逃げ出したかったのです

 

ですが歴史の勉強は続けることができました

私は中世ヨーロッパを専攻していたので

ゼミではドイツ語や英語で書かれた文章を読み

レポートを発表することもありましたが

そのときは不思議と読むことができたのです

 

英語の授業で英語を読むことと

歴史の授業で英語を読むことの差は何だったのでしょうか

 

それは続ける理由の差だったと思います

私は中学校の社会の教師になりたくて大学に進学しました

ですので英語が嫌だという気持ちよりも

社会の教師になりたいという気持ちの方が強かったので

英語やドイツ語の原文を読むことができたのだと思います

 

子どもが嫌なことから逃げ出すのも

このような思いの差があるのかもしれません

 

もちろんただ単に嫌だから

面倒だから逃げ出す

ということもあるかもしれません

 

嫌なことを放置したままだと

出来ないことがどんどん増えていってしまいます

 

嫌なこと全部をやることは苦痛に思うだけです

そうではなく

「今の自分にとって克服すべき嫌なこと」と

「今はスルーしてもいい嫌なこと」

を見極めます

それには「自分に必要なことか」がポイントです

先にあげた私の例でも述べましたが

「嫌だけれど将来社会の教師になるには必要だ」

と思えたので

嫌な英語も読むことができたのです

 

「今の自分にとって克服すべきかどうか」は言い換えると

「自分が望む未来に必要か」ということです

 

子どもが嫌なことから逃げ出さないためには

することを自分のこととして捉えられるかが重要です

 

「親から言われて勉強している」

「教師から言われて進学校を決めた」

であれば

やりたくなくなったときに

「自分で決めたことではないから」

が言い訳となってしまいます

 

そうならないためにも

勉強や進学の『目的』を

普段からお子さまと話し合っておくことが大切です

 

最後までお読みいただきありがとうございます