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通知表の見方

2022/07/19
Victoryブログ

こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。

今日1学期の終業式の学校が多いと思います。
今日子どもが学校でもらってくるのが「通知表」です。
子どもにとってはもちろんのこと、親にとっても気になるものでしょう。

今回は通知表の見方について書きます。
2020年度から小学校、2021年度から中学校の
通知表が変わっていることをご存知でしょうか。

これまでの通知表は「関心・意欲・態度」
「思考・判断・表現」「技能」「知識・理解」の4つの観点でABCが付けられていました。
これが「知識・技能」「思考・判断・表現」
「主体的に学習に取り組む態度(主体性)」の3つの観点に変わりました。



 

この3つの観点について
「知識・技能」=基礎基本の習得
「思考・判断・表現」=応用問題の出来
「主体的に学習に取り組む態度」=テスト以外の評価
と見てもらえればいいでしょう。

 

例えばテストは100点なのに評定が『3』の場合は、
授業の態度や提出物等「主体的に学習に取り組む態度」
の評価が低いことが考えられます。

稀にはコンピュータの入力ミスなどが原因の場合もあります。
子どもの認識と通知表の評定が大きく違う場合は、学校に問い合わせてみてください。

お子さまが通知表を持って帰ってきたとき、
どのように声を掛ければいいでしょうか。
大切なことは通知表の数字でお子さまを評価しないことです。

通知表の数字はあくまでその学期の結果が示されたものです。
「国語の評価が◯から◎になった」
「数学が4から3に下がった」など良い結果、悪い結果が示されています。
ですがお子さまの日常を間近で見ているのは保護者の皆さんです。

良い結果のときはお子さまの頑張りを認めてあげてください。
親に認められることで、子どもは頑張れば良い結果に
つながるのだと気付きます。

そうした経験を積み重ねることで「過程」の大切さに
気づいていきます。

結果が悪かったときも、お子さまを叱ったりしないでください。
成績が下がって一番落ち込んでいるのはお子さまです。

そんなときは「何が悪かったのかな」とお子さまと一緒に考えてください。

親から見て原因が分かったとしても、
あくまでお子さまに気づかせるようにしてください。

子どもが原因に気づいたら、次の学期で克服できるよう応援してあげてください。
そして成績が上がればうんと誉めてあげてください。

また努力したからといっていつも良い結果につながるわけではありません。
ですが結果を出すために努力をする経験が次の行動に繋がっていきます。 

夏休みはそうした努力をするのに良い時期です。
来学期以降より良い結果が出せるよう、お子さまが
良い夏休みを過ごせる環境を整えてあげてください。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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