こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
中学・高校ではもうすぐ中間テストがあります。
皆さまもお子さまに対して
「頑張って勉強しなさい!」
と声かけをしているのではないでしょうか。
そう言われても子どもは
何を、どう勉強すればいいのか分かりません。
例えば子育てについてお母さまがお父さまに
相談をしても
「とりあえず頑張れ」
と返事されたらイラッとしませんか。
お子さまの成績が伸びないのはどこが問題か、
課題は何か、を把握することが大切です。
「わたしは英語が苦手です」
と言う生徒がいます。
保護者も
「うちの子は英語の点数が低くて…」
「家でも勉強するように言っているのですが…」
とおっしゃいます。
英語が苦手と言っても
・単語が覚えられない
・発音がうまく出来ない
・文法が理解できない
・英作文が書けない
・リスニングが聴き取れない
などさまざまな苦手があります。
どこが苦手なのか把握して初めて
具体的な苦手克服に取り組むことができます。
大切なのは、本人が苦手の内容に気付くことです。
そのために親ができることは
その気付きをうながす投げかけです。
まず学校や塾の先生に我が子のどこが課題なのかを
確認してください。
苦手の内容が分かれば具体的に声かけができます。
何もわからないまま
「頑張って勉強しなさい!」
ではなく、課題を見つけて
「単語の書取りをしてみれば」
「一緒にリスニングをやってみようか」
などと具体的な取り組みを提案しましょう。
中学生にもなればだんだんと親の言うことを
受け入れなくなります。
上で述べたようなことを言っても
「うるさいなぁ」
「言われなくてもやってるよ!」
と反抗的な態度をとることもあるでしょう。
そんな態度を取られたらこちらも怒りたくなります。
ですが子どもは
自分の成績が悪いことはわかっています。
そしてなんとかしたいと思っています。
ですので、怒ったりせず、
「じゃあ英語の点数を上げるためには
どうすればいいと思う?」
とお子さまに質問をしてください。
そして一緒に考えてください。
お子さまがこうしたい、と言ってくれば
それをまずはやらせてあげてください。
親に言われたのではなく自分で選んだことなので
行動できるきっかけとなるのではないでしょうか。
それでお子さまの成績が伸びないようであれば、
「こんなやり方もあるんじゃないかな」
と先ほど述べたような提案をしてみましょう。
大切なのは
「あなたの頑張りはいつも見ているよ」
と我が子に知らせることです。
認められていると子どもが感じ取れれば、
安心して勉強に取り組むことができます。
その積み重ねのうえに希望する進路が
実現できるのだと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。