こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
我が子の成績がなかなか上がらなくて悩んでいる方も
多いのではないでしょうか。
毎日ゲームばかりしている、動画ばかり見ていて
テスト前は一夜漬けで詰め込む。
それだと成績が上がらない理由ははっきりしています。
ですが、家で頑張って勉強をしている、塾にも行っている
にもかかわらずテストの点数が伸びない。
そんなときは勉強の仕方に問題があるのかもしれません。
成績が上がらない勉強の仕方の一つに「やりっぱなし」が
あります。
授業の復習はしていますか?
定期テストや模試を受けた後に見直し、解き直しを
していますか?
復習や見直しをしないと、
脳は勉強した内容を「不要」と判断します。
それらを脳が「必要」だと判断するには復習が必要です。
ある実験によると、覚えたことも20分後には42%、
1時間後には56%、1日後は67%忘れるという結果が
出ています。
(エビングハウスの忘却曲線)
ですが、別の研究結果によると
学習した後24時間以内に復習をすることで記憶は
戻ります。
さらに1週間以内に復習すれば記憶は甦ります。
次に1ヶ月以内に復習すればまた記憶は復活します。
授業の後その日のうちに復習し、さらに1週間以内、
1ヶ月以内に復習をすれば授業の内容が定着するのです。
(カナダ・ウォータールー大学研究結果より) |
「忙しいのに復習の時間なんて取れないよ」
と子どもは言うかもしれません。
ですが通学途中の電車の中や寝る前のちょっとした時間に
教科書やノートを見直すだけでも学力が上がります。
復習をしなければテスト前に一から勉強し直さなければ
いけません。
その日のうちに復習をするだけで
ライバルと差をつけることができるのです。
塾での学習内容や模試を受験した後も
就寝前にテキストや問題を見直すことで定着します。
その日のうち、その週の週末に、1ヶ月後に、と何回かに
分けて勉強することで学習内容がより定着します。
より効果的な復習の方法については明日以降書きます。
最後までお読みいただきありがとうございます。