こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
親同士で集まったり話したりするときに、
我が子と他の子をついつい比べたりしていませんか?
「○○さんはテストで満点を取ったんだって」
「△△くんは地区トップの××校を受験するらしいよ」
なんて聞くと、つい我が子と比べてしまいます。
そして「○○さんは満点取ったんだって。
あなたも負けずに頑張りなさい!」
と我が子に言ったことがあるのでは無いでしょうか?
ハッパをかけるつもりで言ったのかもしれませんが、
他人と比べられることで子どもはやる気を失っています。
○○さんと比べたら点数は低いかもしれませんが、
その子なりに一生懸命勉強して取った点数です。
保護者の皆さまは結果ではなく過程を見てください。
前回よりも点数が上がったのであれば、
そのことを認めましょう。
たとえ点数が上がらなかっとしても
「いつもより頑張ったんだから、次は大丈夫だよ」
と我が子の頑張りを認めてあげてください。
子どもは親に存在を認められたいと思っています。
勉強が出来る、出来ないに関係なく
自分のことを肯定して欲しいと願っているのです。
それを勉強のことで他の子と比べられると
「僕は勉強ができない、ダメな子なんだ」
と、自分のことを否定的に思ってしまいます。
親が自分のことを認めてくれている。
その安心感が、
「親の喜ぶ顔が見たいから勉強を頑張ろう」
「親を心配させないためにも次は点数をあげなくちゃ」
という前向きな意欲を子どもに芽生えさせるのです。
とはいえ、我が子と他の子を比べてしまうことも
親としてはごく自然な心理でもあります。
比べることを言ったり態度に表すことが良くないのです。
比べるのは心の中だけにして、
顔や言葉には出さないようにしてください。
皆さまの中にも、子どもの頃他の子と比べられて
嫌な思いをしたことのある方がおられると思います。
我が子にそんな思いを抱かせないよう
接し方は十分注意してください。
最後までお読みいただきありがとうございます。