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『頑張れ』と言わないで

2023/03/15
Victoryブログ

こんにちは

Victory学院講師の山田修です

 

私たちは子どもによく「頑張れ」といいます

 

成績が悪いと

「もっと頑張れ」

「まだまだ頑張りが足りないぞ」

とつい言ってしまいます

 

悪気もなくよかれと思って励ましたつもりが

「言われなくても頑張ってるよ!」

と逆ギレされた経験があるのではないでしょうか

 

最近はこの「頑張れ」という言葉は

落ち込んでいる子どもに対しては禁句とされています

 

頑張れと言われていることで

「今も頑張っているのにこれ以上頑張れない」

とプレッシャーを感じる子どももいます

また「頑張っていないように見えるのか?」

と親に対して怒りを覚える子どももいるでしょう

 

『頑張る』という言葉の語源は

「眼(がん)を張る」といった

気力を込めて何事かに立ち向かう様子を意味する説と

「我を張る」といった

自分の意思を貫くことを意味する説があります

 

どちらも本人が自分自身で乗り切ることを応援することを

意味しています

 

子どもの置かれている状況や様子がわからないまま

安易に「頑張れ」と声かけをすることは

避けなければいけませんが

この言葉自体にはマイナスの意味はないと

私は思います

 

ですが頑張れと言われたくない子どももいます

ですので相手を励ます別の言葉を考えましょう

 

『応援している』

頑張れのように子どもにプレッシャーを与えることは

ありませんが

言われた子どもは「自分のことを見てくれている」と

感じます

 

『肩の力を抜いて』

何事にも一生懸命頑張りすぎている子どもには

「肩の力を抜いていいんだよ」と優しく声をかけましょう

「私の頑張りをわかってくれているんだ」と感じ取れ

言われた子どもは嬉しく思ってくれるでしょう

 

『○○ならきっとできる』

入試本番では自分を信じて実力を発揮するだけですが

「頑張れ」のひと言では緊張するかもしれません

子どもに自分の実力を信じてほしいという気持ちで

「○○ならきっとできる」といいましょう

子どもは失敗することなく力を出すことができるでしょう

 

「頑張れ」という言葉は

子どものことを応援したい気持ちから発する言葉ですが

かえって負担をかけてしまうことがあります

 

子どもの様子をよく見て

適切な言葉で気持ちを伝えてください

 

最後までお読みいただきありがとうございます