こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
もう直ぐ夏休みが始まります。
いろいろと楽しい予定を立てているかと思いますが、
子どもは勉強もおろそかにはできません。
夏休みは、部活や習い事で忙しい子どももいますが、
学校の授業があるときと比べて自由時間は多くなります。
漫然と過ごしていると、
夏休みはあっという間に終わってしまいます。
夏休みの40日間を有意義なものにするために、
夏休み中のスケジュールは
しっかりと立てておく必要があります。
受験生だと、勉強に1日6〜8時間は確保しましょう。
ただし、志望校のレベルが今の実力より高い場合は、
それ以上に必要です。
長いと思われるかもしれませんが、
普段学校で授業を受けている時間も50分×6コマです。
そう考えるとそれほど長い時間ではありません。
受験生以外の子どもでも、学校の宿題+1学期の復習に
1日3時間は勉強時間に充てましょう。
復習をすることで、
2学期以降の成績を大きく伸ばすことができます。
また、苦手克服や基礎固めをしておくと、
受験勉強で苦労しなくても済みます。
小学生に必要な勉強時間は
「学年×15分」といわれています。
夏休み中はその2倍の時間を目安に予定を組みましょう。
ただし、低学年は集中が続かないので、
午前と午後の2回に分けて勉強するなど工夫が必要です。
スケジュールを組みときに大切なのは「目標」です。
ただ勉強するのではなく、
「英単語を500個覚える」
「入試対策問題集を一通り終わらせる」
「苦手科目の基礎問題集を2周する」
など、取り組むべき目標を決めておくことで、
モチベーションも上がります。
スケジュールは、夏休み40日分と、1日単位分の
2つ作りましょう。
その予定をカレンダーやホワイトボードに書くなど
スケジュールの「見える化」をすることで、
子どもの勉強を家族で応援してあげてください。
スケジュールは内容を詰め込みすぎないようにします。
あまり細かく組むと、予定が変わったときに対応できず、
計画倒れになってしまいます。
1日や1週間のスケジュールに予備の時間を入れておくと
予定が変わったときに対応しやすいです。
また、予定通りに進んだときに休むことができ、
子どもも余裕を持って勉強を進めることができます。
また、睡眠時間は確保してください。
勉強時間を確保しようと睡眠時間を削ると、
学習効果も上がりません。
スケジュールは無理のないように組みましょう。
家族旅行や部活、夏期講習など、決まっている予定を
先に手帳やカレンダーに書き込んでおくと、
スケジュールを組みやすくなります。
スケジュールを組むときは、親子で一緒に組みましょう。
子どもの予定を把握しておくと、
勉強が進んでいないときや、無理をしているときなどに
声かけをしたり、励ますことができます。
夏休みに勉強できなかった、ということがないように
しっかりと計画を立てて有意義に夏休みとなるよう、
親は子どもをサポートしてあげてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。