こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
覚えられない、続けられない、
頑張ってもなぜか成績が上がらない、
それは自分が頭が悪いから。
そう思い込んでいる子どもは、
勉強の工夫の仕方がわかっていないだけかもしれません。
勉強は学校に通っている間だけするものではありません。
大人になってからも仕事に必要な内容や
資格試験や昇級試験など、
一生さまざまな場面で勉強を続けることが求められます。
頑張って勉強しても結果が出ないときは、
頑張り方がよくないだけで、ちょっとした工夫で
「結果を出せる」勉強の仕方があります。
子どもは授業の予習・復習や定期テスト、受験など
さまざまな目的のために勉強をしなければなりません。
例えばテスト勉強の場合、
「テストが近づいてから勉強すればいいや」
と考えていたら、
テスト本番に間に合わず結果も出ないことになります。
テスト勉強をスムーズに進めるために、
今何ができるのかを考え、手を打つことが大切です。
授業中に分からなかったところの
教科書やノートの当該ページに付箋を貼っておけば、
復習時やテスト前には付箋のページを重点的に勉強すれば
いいことがわかり、勉強の優先順位がつけやすいです。
付箋を貼っていないと、どこが分からなかったのかを
見直すことから始めなければなりません。
付箋を貼るという一手間をしておくかどうかで、
勉強の進め方の差はとても大きいです。
問題を解くときに問題の指示を◯で囲むことも有効です。
例えば、子どもが選択肢の問題で
「間違っているものを選びなさい」なのに
正しいものの番号を答えたりしていませんか?
成績が伸び悩んでいる子どもは、
選択問題は正しいものを選ぶもの、
という思い込みが強い傾向にあります。
問題を最後まで読んで、解答の指示を◯で囲むことで、
読み取り間違いのリスクを減らすことができます。
一問一答式の問題や暗記に取り組むときも、
口頭で答えておしまいではなく、字に書きましょう。
成績が伸びない子どもは頭の中だけで考えて、
手を動かさないという特徴があります。
そのときの注意点は漢字で書くようにすることです。
入試では国語だけでなく社会科の地名や出来事、人物名は
漢字で正確に書かなければ不正解になります。
正しい漢字で書く、という一手間かける勉強を日頃から
心がけるように、習慣付けましょう。
勉強するときに一手間かけることで、
点数が5点、10点とアップします。
お子さまの成績が伸び悩んでいるときは、
方向性を持った一手間を加えるよう
サポートしてあげてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。