こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
思春期を迎えている子どもは、勉強や進路、友達関係など
さまざまなストレスを抱えています。
「そんなことで」と大人が感じる些細なことでも、
子どもにとっては大きな負担に感じたりしています。
ストレスを感じて我慢した状態が続くと、
子どもの行動や様子に変化が現れます。
食欲の低下やよく眠れない・なかなか起きられないなどの
身体変化・症状や、
口数が少なくなったり、言葉遣いや態度が乱暴になるなど
行動に変化が現れたりします。
また、感情の変化が出やすい子どもは
感情がコントロールできない状態になったりもします。
ストレスを解消するにはどうすればいいでしょうか?
身体から脳に「楽しい」という信号が送られると、
脳は「自分は楽しい。元気なんだ。」と判断します。
つまり元気になる行動をすれば、心が元気になるのです。
家庭でできるストレス解消法として、
風呂に入ることがあります。
風呂に入ると、リラックスしているときに働く
副交感神経が優位になり、
ストレスを感じたときに働く交感神経を抑えてくれます。
シャワーを浴びるだけではリラックスは得られません。
ゆっくりと浴槽に浸かるほうがいいです。
ストレッチもおすすめです。
人間の脳は、身体を動かす速度と連動しています。
ストレッチのようにゆっくりと動かして
心拍数や血圧を低下させることで、
ストレスの解消に効果があります。
好きなことをすると、幸せホルモンである
オキシトシンが出てきます。
趣味に没頭する=好きなことをしているので、
ストレス解消に効果的だといえます。
また、何かに集中すると他のことを感じる余裕がなくなる
といわれています。
子どもがストレスを感じたときは、
親に助けを求めることはしないことが多く、
上で述べたようなサインを出したりします。
そのサインを見逃さないよう、
子どものちょっとした変化にも気をつけてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。