こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
１１月に入り、受験生は志望校の合格に向けて
勉強に励んでいると思います。
この時期に取り組むことの一つに、
「過去問演習」があります。
過去問演習は志望校に合格するうえで
非常に重要な方法です。
過去問演習には大きく３つの目的があります。
【実戦形式に慣れるため】
受験勉強の基本は基礎をしっかりと固めることですが、
入試本番で実力を発揮するためには、
実戦に慣れておく必要があります。
それに最適な取り組みが過去の試験問題を解くことです。
【出題傾向を知るため】
入試には学校ごとに出題傾向があります。
過去問を解くことで、
出題傾向や出題形式を知ることができます。
傾向や形式を知っていれば、
何を勉強すべきかが明確になります。
【自分の実力を知るため】
志望校に合格するためには、
「今の自分の実力」と「志望校合格に必要な実力」の間
にどれくらい差があるかを知ることができます。
また、苦手な教科や単元を知ることができれば、
そこを重点的に復習することで克服することができます。
過去問はただ単に解くだけでは効果は期待できません。
取り組むポイントは、以下の点です。
【入試本番と同じ条件で解く】
開始時間、試験時間、時間割などを、
入試本番と同じ条件で解きましょう。
【解いたらすぐに採点する】
自分がどのように解いたのかを覚えているうちに
採点をすることで、
間違えた原因が把握しやすいです。
【復習する】
過去問演習で最も大切なことは復習することです。
間違えた問題や全く取り組むことができなかった問題、
正解したけれど自信がない問題などは解答解説を読み、
完全に理解しておきましょう。
解説を読んでもわからなかった場合は、
友達や学校・塾の先生に質問してください。
次に同じタイプの問題が出題されたときは、
必ず解くことができるようしておきましょう。
この時期は「受験本番」の４文字が
心に重くのしかかってくる子どももいることでしょう。
焦りや不安、プレッシャーなどのストレスが
受験生を襲います。
そんな受験生をさせることができるのは、
親御さんをはじめとする家族です。
家族全員で受験生をサポートしてあげてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
