こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
子どもの成長過程において、
自己肯定感を高めることが大切といわれています。
しかし、中・高校生は思春期を迎えて
自己肯定感が低くなりやすい傾向にあります。
自己肯定感の低い子どもに対して
親はどのようなサポートができるのでしょうか?
自己肯定感の低い子どもの主な特徴は下記のとおりです。
・マイナスの言葉が多い
・自分の失敗を他人や環境のせいにする
・身体的なコンプレックスを感じている
・周囲の目を気にしやすい
・怒りっぽい
・あきらめが早い
こうした特徴を持つ子どもの自己肯定感を高めるには
どのようなサポートをすればいいでしょうか?
【子どもの話を聞いて肯定する】
子どもが話しかけてきたときは口を挟みたくても我慢し、
よく聞いてあげましょう。
自分の話を肯定的な雰囲気でよく聞いてもらえると、
「周りに認められている」「受け入れられている」
という感覚を持つことができます。
【子どもに選択させる】
子どもに選択させる機会を意識して作っていきましょう。
また子どもが選択した結果は肯定的に受け入れましょう。
【子どもに考えさせる】
何かを決めるときには、子どもにも意見を求めましょう。
自分で考える力がつき、
「自分は頼りにされている」という嬉しさや、
承認欲求も満たされます。
【過程をほめる】
結果ばかりを意識するようになってしまうと、
失敗したときは「自分はダメだ…」と感じてしまいます。
ですが過程をほめられると
「結果はダメだったけれど自分はよく頑張った」
とポジティブに捉えられるようになるでしょう。
【他の子供と比較しない】
子どもは普段から友だちと自分を比較することが多く、
周囲からの評価に敏感になっています。
「◯◯くんはできているのに、どうしてできないの?」
というような劣等感を抱かせる言葉はNGです。
子どもの成長に欠かせない自己肯定感は、
日々の言葉掛けで大きく変化するものです。
子どもの良い部分を見つけてほめると、
子どもだけでなく親も心が前向きに明るくなります。
一緒に成長するためにも
上記のような声かけにチャレンジしてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。