塾頭山崎です。
今日も個別指導Victory学院のHPにお立ち寄り頂き
誠にありがとうございます。
時代は刻々と変化しています。
今の保護者様や子供の認識がこれから通用するか
どうかは分かりません。
例えば、「大学受験」...
今までの「大学受験」は、高校受験が終わったら
「塾をいったん辞めて」、高校生活をエンジョイし
高3になって部活引退後に予備校に通えば、十分に
「間に合う」というものでした。
しかし、時代は変わっています。
大学受験自体が保護者様が大学受験をした頃と
大分変わっています。
今は大学受験が非常に「多様化」しています。
昔ならば、「指定校推薦」と「一般入試」しか
ありませんでした。
今では他にも「自己推薦入試」「AO入試」などが
あります。
非常に多様化しているのです。
推薦入試の比重が高くなってきている現在、
高校入試が終わったからといって、塾を辞める
には、はっきり言ってよくありません。
よくあるパターンでは、「単願推薦」で決めた
生徒が1月中に塾を辞めてしまうのです。
受験勉強から解放された子どもは勉強をしなく
なるのは、ある意味「自然」な流れです。
しかし、一般入試で入学してくる「同級生たち」
は、ものすごいプレッシャーの中で勉強し、
学力をつけて入学してきます。
単願推薦で入ってきた生徒よりも「圧倒的に」
基礎学力が上なのです。
その生徒たちと高校に入ってから戦っていか
なくてはならないのです。
一旦塾を辞めて、勉強する習慣が「崩れる」と
その習慣を取り戻すのには非常に時間がかかる
のです。
よく「高校生活に慣れてから」という言葉を
耳にしますが、現在の「学習習慣」を身につけ
たまま、高校通学をした方が子供たちも
通塾するのが「当たり前」の習慣になっている
ので、違和感がありません。
それを一旦、辞めてから再度通塾するというのは精神的にも肉体的にも大変です。
だから、現在のコマ数を減らしてでも「塾継続」
することをお勧めしています。
そして、高校生になって受ける中間テストで
良い点数が取ることが非常に重要になります。
ここで失敗すると、「挽回しなければならない」
というプレッシャーが出て来ます。それが
「悪循環」となり、「再度失敗する」という事に
なった例をたくさん耳にしました。
このように書くと
「それではずっと勉強ってことになるではないか」
とか
「塾としてはやめてほしくないから言っている」
とか
批判が来るかもしれませんが、
大学受験制度が変わっているという事実、
少子化の影響で大学側も推薦入試で学生確保に
動いているという事実、
推薦入試で難関大学を受けようと思ったら、
高校3年間の全科目の成績の平均が5段階で、
「4」以上必要であるという事実、
一般入試が文部科学省からの助成金の関係で
「厳格化」されてきており、非常に難化している
という事実に基づいて書かせて頂いています。
初回の定期考査で「失敗」していまったとします。
高校の間に試験は14回あります。
(高3生2学期末まで)
最初の1回で失敗すると残り13回で挽回
しなければなりません。
例えば、高1の中間テストで「70点」平均
だったとします。単純計算しても「80点」
平均にさせるためには期末テストで「90点」
平均にさせなければなりません。
しかし、期末テストの方が試験範囲は広い
です。そこで「90点平均」は厳しいですよね。
だから、高校生になっても今通っている塾に
通う方が得策なのです。
高校部がない塾は、塾の先生から紹介してもらえばいいと思います。
「え~!高校に合格してやっと解放されたと
おもっていたのに‼‼」という声が聞こえてきそうですね。
私は「人生、ずっと勉強」だと思います。
私自身も56歳ですが、ずっと勉強していますよ。
その他の情報としては、「英検」の重要性を
書かせて頂きます。
昨年も「準1級」を受けたいという生徒を私が
教えて、合格しましたが、
英検2級を持っていると私立大学によっては
英語の入試が有利になる場合があります。
「加点」されたり、「免除」されたりします。
英検の勉強も自力でやろうとすると難しい
のが、ライティングです。面接も同様です。
私のように準1級を持っていると両方の
指導が可能ですので、高校入学と同時に
英検2級対策をすることをお勧めします。
さすがに2級合格となるとそれなりに
時間がかかります。高3になってからの
勉強ですと「遅すぎる」と言わざるを得
ません。
結論を再度申し上げますと、高校を合格
した瞬間に塾を辞めるのは愚策だと思います。
コマ数を減らして、高校での最初の定期考査で
いい点を取っていく戦略が一番いいと確信しています。
今日はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。