こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
勉強を効率よく進めるには、集中力が非常に重要です。
ご家庭でも勉強に集中する方法や、
集中力を高め持続させるために、
様々な工夫をされていると思います。
その中で効果があるものの一つに「香り」があります。
「アロマテラピー」という言葉もあるとおり、
アロマはリラックス効果だけでなく、
集中力アップをサポートするといわれています。
香りは鼻腔から体内に入り、そのまま目の奥にある
「前頭眼窩部」という部分で感知されます。
一方、勉強中に特に活発に活動している集中力や記憶力を
司るのは、脳の前部、いわゆる前頭部に集中しています。
香りを感知する前頭眼窩部と非常に近い位置に、
記憶力や集中力を司る機能が集中しているため、
香りを感知すると同時にこれらの器官を刺激し、
集中力や記憶力に影響を与えると言われています。
香りを勉強に活用するには
どのようにすればいいのでしょうか?
アロマにはいろいろな種類がありますが、
集中力アップを目指すにはローズマリーや
ペパーミントの香りがおすすめです。
ユーカリやレモンの香りも同様の効果が期待できると
いわれているので、
お子さま好みの香りのアロマを選ぶといいでしょう。
アロマには集中力を高めること以外にも
さまざまな効力があります。
例えばペパーミントには覚醒効果のあるメントールが
含まれていますので、
気分転換や眠気覚ましに効果的です。
メントールには体感温度を下げる働きがあるので、
夏の暑さで集中力が途切れてしまうときに使うことが
おすすめです。
他に、ユーカリの香り成分には殺菌作用があります。
部屋の中の空気清浄や風邪予防などに効果があり、
これからの時期の勉強時におすすめの香りです。
なお、アロマオイルは天然のものですが、
植物から抽出されるときにかなり濃縮されています。
ですので使い方を間違えると
かえって健康を損なうこともあります。
説明書に必ず目を通してお使いください。
アロマオイルには集中力を高めるだけでなく、
リラックス・リフレッシュ効果もあります。
お子さまにあった香りを見つけて、
勉強に活かしてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。