塾頭山崎です。
今日も個別指導Victory学院のHPにお立ち寄り頂き
誠にありがとうございます。
私が大学生時、米国に1年間留学しましたが、
そこでは東南アジア諸国からの留学生もたくさん
いました。
彼らは私とは違い、真剣に勉強に取り組んでいて
文字通り「必死」に勉強していました。
彼らと話をして、私が「もう少しリラックスして
勉強に取り組んではどうか」と聞いた時に
「自分たちは多くのことを学んで自国に持ち帰る
使命があるので遊んでいられない」
と言われ、非常に恥ずかしい想いをしました。
もうかれこれ30年前の話です。
彼らは今では東南アジア諸国発展の中心的役割を
担ってきたのではないかと思います。
近年、日本からの留学生の数が激減しています。
逆に中国や韓国からの米国への留学生数は激増
しているのです。
今の日本は少子高齢化社会です。
こうなることはずっと前から分かっていたにも
関わらず無能な自民党政権(それを選んでいる国民は
もっと)抜本的な「少子化対策」を行ってきません
でした。
そのせいで年々人口減少に歯止めがかからない状況
が続き、今後、このグローバリゼーションの波に
子供たちはさらされていきます。
最近の若者は非常に「内向き」な思考になっていて
「わざわざ海外に行く必要はない。日本から出る
つもりもない」と考えているようです。
しかし、国際社会は厳しいです。
生き残っていくためにはもっともっと「リスク」を
取っていく必要があると思います。
競争の激しい米国社会の中に身を投じ、世界中から
集まってくる優秀な人材と交流し、ネットワークを
広げていくことは本当に重要だと思います。
そのためには、やはり「英語」は必要です。
先ほど、若者が「日本から出たがらない」と書きましたが、英語を勉強しない理由もそこにあるようです。
ところで、最近、物の値段がどんどん上がっている
と感じませんか?
円安が進んでいるので、輸入品の値段が高騰している
からです。
為替レートは国力の「差」を表します。
円安に進んでいるということは日本の国力がどんどん
低下しているということです。
そうなると、海外の企業から見ると日本の会社は
少ない値段で買収できることを意味します。
つまり、どういうことが起きるかというと
ある日、突然、自分が働いている会社が外資系企業
に買収され、会社の役員が全員外国人になる、
というです。
「すべて社内は英語で」
という事態になる可能性があるのです。
それ以外に「外国人労働者」や「移民受け入れ」
という話がこのままでは必ず出て来ます。
彼らとの意思疎通はどうやって図るのでしょうか。
「日本に来るからには日本語を話せ!」
という人もいるでしょう。
でも日本語は実は「世界で習得するのが難しい言語」
の一つと言われています。
労働力が必要なのに「語学でできないから雇えない」とはならなくなるのではないか、と思います。
そうなると「誰か英語が話せる人はいるか?」
という話になるでしょう。
そこで英語が話せれば「使える人」の評価を得ること
間違いなしです。
こういう話を子供たちに是非ともお話下さい。
子供たちは「何のために」英語を勉強するのかが
理解できずにいるのです。
私たち大人が勉強し、伝えていく役割を担っていく
必要があると思います。
今日はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。