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ドキっとする言葉

2021/10/15
Victoryブログ
こんにちは。
Victory学院塾頭の山崎です。

今日も個別指導Victory学院のホームページにお立ち寄り頂き、
誠にありがとうございます。


先日、生徒面談の時のことです。

私から中学生男子に
「最近、親とはどんな話をしている?」
と聞くと、

「別にないです」
との返事。

「そうなの?試験のこととか受験のこととか話さないの?」
と聞くと、
「ええ、まあ」

私から
「志望校は○○高校で変わりないの?」
と聞くと、本人は

「もう少しランクを下げたところも考えている」
と言ってきたので、

「まだ、早いでしょ。毎日どれくらい勉強している?」
と聞くと
(生徒)「毎日1時間」
(私) 「それってちょっと少なくね?」
(生徒)「でも中1からやっているよ」
(私) 「おお、それはすごい!でも受験生だから1時間は…」
(生徒)「でも全然時間ない!」
(私) 「そんなことないだろ!何に時間取られている?」
(生徒)「色々…」
(私) 「ゲームだろ?」
(生徒)「ええ、まあ…」
(私) 「こっちも『全然やるな』とは言わないけど、
     そろそろ4~5時間やってみたら?」
(生徒)「4~5時間?そんな時間ないよ!」
(私) 「何時に帰ってくる?」
(生徒)「4時ごろ」
(私) 「寝るのを22時だとしても6時間あるよ」
(生徒)「塾の時間もあるじゃん!」
(私) 「その日は確かにそんなにできないけど、
     それ以外の日はできるでしょ」
    「食事やお風呂で2時間も3時間もかからない
     でしょ」
    「塾の時間以外に2時間くらいできるでしょ」
(生徒)「う~ん、確かに…」
(私) 「お父さんやお母さんはうるさく言ってくる?」
    「テストの結果とか何かおっしゃっていた?」
    「夏休みとかすごく頑張ったじゃん」
    「テストも上がったじゃん。何も言わないの?」
(生徒)「う~ん、特にないかな」
(私) 「それはいかんな。今度話すわ」
(生徒)「お母さんはそうでもないけどお父さんが…」
(私) 「お父さんがどうした?」
(生徒)「お父さんがうざい」
(私) 「どういうこと?」
(生徒)「結構いろいろ言ってくる」
(私) 「どんなこと?」
(生徒)「お前はダメだ、的な」
(私) 「それはいかんな」
(生徒)「あの人は自分ができていないのに人に言う」
(私) 「そうなんだ」
(生徒)「だからあの人の言うことは聞かない
(私) 「そうか。お母さんは?」
(生徒)「お母さんは特に何も言わない」
(私) 「なるほど。分かった」
    「じゃあ、そろそろ本気だそうか」
(生徒)「本気?出しているよ」
(私) 「いやいや、まだまだ。お前の力はこんなもの
     じゃあない。「出し惜しみ」しているよ。
(生徒)「出し惜しみ??」
(私) 「そう、出し惜しみ。全力をつくしていないって
     こと。例えば、サッカーの試合で全力で
     プレイしていないってこと。手を抜いている」
(生徒)「そういうことね」
(私) 「そう。全力でプレイしなければ負けるじゃん」
    「お前はもっともっとできると思うよ」
    「理解力もあるし。頑張ろうぜ!」
(生徒)「分かった」

というような会話がありました。
青字で書いたところが衝撃的でした。
子供は親の言う言葉をしっかり聞いて、よく見ています。
親自身ができていないのに子供にガミガミいうことを
非常にうっとうしく思っているのです。

私も一人の父親として考えさせられました。

「子どもは親の背中を見て育つ」

今日はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。


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