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国語は大事、というお話

2022/05/03
Victoryブログ
おはようございます。
Victory学院講師の山田修です。

みなさまの中には「国語が苦手だ」
というお子さまが
おられるのではないでしょうか。

「国語を勉強しなさい」
と言っても
「日本人なのになんで国語を
勉強しなきゃいけないの?」
と反論する子もいると思います。

そんな子に国語を勉強する目的を
どのように伝えればいいのでしょうか。

私は3つあると考えます。

一つ目は
自分の意思を相手に正しく伝えるためです。
そのためには正しい言葉や文章で表現する
ことが求められます。

自分の意思をうまく相手に伝えることが
できなければ、
「そんなつもりで言ったのではないのに……」
となってしまい、人間関係や社会生活までもが
壊れてしまうことになりかねません。

二つ目は
相手の意見を正しく受け取るためです。
相手と意思疎通を図るためには、
受け取る側にも理解力や読解力が求められます。

そのためには、
ただ単に文章を読むだけではなく、
相手が自分に何を伝えたいのかを
正確に読み取ることが必要です。

三つ目は
考えるためです。
自分の意見を伝える。
相手の意見を聞く。

そうして何をしなければならないかを考える。
これらのことはすべて言葉でおこなっています。

また新しく何かを知るときも言葉を使います。
言葉をたくさん知り、使いこなせるようになれば、
自分の生活もより豊かになっていきます。

これらの力を身に付けるためにも
国語を学ぶことは大変大きな意味があるのです。

国語以外の教科も教科書は日本語で記述されています。
先生も日本語で指導されます。

国語が苦手だと教科書の内容や先生の言っていることが
理解できません。

国語だけでなく他の教科も成績が下がってしまいます。

また相手の意見を正しく受け取る力がないと、
例えば入試や就職の面接でも、
相手の質問の意図を誤ってとらえてしまい、
的外れな回答をしてしまったりもします。
結果、合格は難しくなります。

では、
国語力を伸ばすために何が必要でしょうか?

まずは漢字の読み書きです。
国語のテストは文章で作られます。

テストだけでなく本や教科書、取扱説明書など
私たちは文章で相手の意思を伝えられます。
その文章に出て来る漢字を正しく読むことができなければ、
問題を解くことすら出来ません。

また文章に誤字があれば、
その文章の信頼性はグンと下がります。
それだけではなく書いた人の信頼も下げてしまいます。

都立高校入試問題は、
漢字の読み書きだけで100点中20点の配点です。
漢字は得点源なのです。
漢字の読み書きが出来ることが
国語力を高める第一歩です。

二つ目は
語彙(ボキャブラリー)を増やすことです。

ひらがなで書いてあり読むことができたとしても、
その意味を知らなければ文章は理解できません。
また自分が言葉を本来の意味と違う使い方をすれば、
自分が伝えようとした意思が相手に伝わりません。

知らない言葉が出てくれば辞書で意味を調べる。
そうすることで語彙(ボキャブラリー)を増やしていき、
国語力を高めていきましょう。

三つ目は
本を読むことです。
読解力を高めるためには、
できるだけたくさんの文章を読むことが必要です。
そのためには本を読むことがいいでしょう。

大切なのは子どもに読書を習慣化させることです。
習慣化という意味では本の定期購読や
新聞を読ませることもいいでしょう。

日本語は相手との意思疎通を図るための
コミュニケーションツールです。
国語を勉強することは日本語を学ぶことです。

国語を勉強する意味をお話しされて、
お子さまの国語力を高めていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございます。