こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
皆さまは我が子によい点数を取って欲しいですよね。
よい点数を取ることが勉強する目的ではありませんが、
成績は気になると思います。
お子さまのなかにも
「がんばって勉強しているのに成績が上がらない」
「ぼくは勉強が出来ないのだろうか…」
というように悩んでいる方がおられるでしょう。
成績が伸び悩む理由はいろいろとありますが、
「『わかった』つもりになっている」
が原因の一つです。
学校で授業を受け、
塾でも勉強して『わかった』のに
テスト本番では解けない。
そういう子はテストが終わってから
「解けたはずなのに」
「自分は本番に弱い」
と思ってしまいます。
そのような子どもや保護者の方から
「どうすれば成績が伸びますか?」
と相談を受けることもあります。
原因はいろいろありますが、
多くの場合は勉強の取り組み方に原因があります。
それは『知る』『わかる』『できる』の違いを
分かっていないことです。
『知る』とは
頭の中に入れただけのこと。
『わかる』とは
聞いたことを頭で理解できるようになること。
『できる』とは
理解した内容について正しく解答することができること。
『楽天大学学長が教える「ビジネス頭」の磨き方』より
お子さまはどのように勉強されているでしょうか。
教科書や参考書に赤線を引いているだけ
で終わらせていませんか?
それでは『わかる』以前の『知る』状態です。
『知る』の次は『やってみる』ことが必要です。
ですが問題を解いて◯×をつけて終わり、
ではやはり『わかる』まで届きません。
必ず見直しをすることが必要です。
どこを間違えたのかを確認してください。
問題を読み間違えたのか。
計算ミスをしたのか。
漢字の書き間違いか。
全くわからなかったのか。
次のテストで正解ができるよう見直しが必要です。
保護者の皆さんもお子さまが
テストを返却されたあとは見直しをするよう
声かけをしてあげてください。
そうして『わかる』ようになれば
ある程度の点数は取ることができるようになります。
そこからもう一段あげていくには
普段の勉強でも単に解くだけでなく、
解いた後に見直しをしていきましょう。
お子さまが学校の宿題や塾の課題をするときも
お忙しいとは思いますが、
保護者の方が5分でも一緒に勉強すれば
より効果があります。
その『できる』が習慣化すれば、
声掛けしなくても『している』ようになります。
そうすれば成績は確実に上ります。
結果が出ればお子さまもよりやる気が出ます。
そうした好循環が生まれれば
お子さまが希望する進路の実現に近づきます。
それには保護者の方の協力が不可欠です。
お子さまの成績が伸びないと不安になっている
保護者の方は、勉強方法を見直してください。
最後までお読みいただきありがとうございます。