こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
私は塾で生徒に対して、
自分から挨拶するようにしています。
初めのうちは返してくれない生徒もいましたが、
今ではみんな挨拶し返してくれます。
挨拶の大切さはみなさんお分かりでしょう。
しかし、子どもから
「なぜ挨拶は大切なのか?」
と改めて尋ねられると、どう答えますか?
「挨拶するのは当たり前だろ」
では答えになりません。
『挨拶』の語源は『一挨一拶』という
禅宗の言葉に由来するそうです。
『挨』は『押し開く』『お互いに心を開いて近づく』
『拶』は『迫る』『擦り寄る』
という意味があります。
つまり
『挨拶』は『心を開いて相手に迫る』ことであり、
コミュニケーションの基本です。
挨拶は良い人間関係を築くのに必要なものです。
相手とコニュニケーションをとるきっかけとして
挨拶は大きな役割を果たします。
挨拶されたら嬉しいです。
挨拶することで
「あなたの存在に気づいているよ」
ということを相手に伝えることができます。
反対に挨拶されないと存在を否定されたようで、
不安で悲しい気分になります。
では、我が子に挨拶の習慣を身につけさせるには
どうすればいいのでしょうか。
「挨拶しなさい」
だけでは挨拶をするようには決してなりません。
まずは自分から子どもに挨拶をしましょう。
挨拶をすることで子どもの存在を
認めてあげましょう。
返事がなくても挨拶し続ければいいんです。
子どもは挨拶されていることはわかっています。
周りの大人からの存在承認を感じることで
安心して生活を送ることができます。
子どもも安心することで挨拶を返してくれるように
なります。
それが続けば自ら挨拶するようになるでしょう。
子どもが挨拶しなくても無理強いしてはダメです。
子どもによって性格や成長の度合いも違います。
焦らずに挨拶を続けていきましょう。
私も、これからも挨拶を続けていきます。
挨拶は一朝一夕に身につくものではありません。
子どもの頃から挨拶の習慣が身についていれば
良い人間関係を築くことができます。
最後までお読みいただきありがとうございます。