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暗記力を高めるためには

2022/05/13
Victoryブログ
こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。

生徒を教えていると、英単語が覚えられない
という子が結構います。

英単語だけではなく歴史の年号や数学の公式など
覚えられない。

勉強してもすぐに忘れてしまう。
どうしたら覚えられるのか、とよく聞かれます。

ですが、こうすれば絶対に忘れない!
なんて都合のいい方法はありません。

ありませんが、
「こういう方法もあります」
という方法を今回は紹介したいと思います。

まずにみなさんに知っていただきたいのは
「人間の脳は忘れるようにできている」
ということです。

「覚えたいのに覚えられない」
「必死で覚えたのにすぐに忘れてしまう」

これらは脳の働きとしては当然のことなのです。

わが子の物覚えが悪いと悩んでいる保護者さまも
おられるかと思いますが、
人間ならば仕方のないことなのです。

だからといって何にも覚えなくてもいいという
わけにはいきません。

単語や公式、年号、漢字、化学反応式などを
覚えなければ、
問題を解くことができません。
テストの結果もよくないでしょう。

記憶力を高めるためには
短期記憶を長期記憶に
変換することが必要です。

そのためには、
記憶は回数
睡眠が大切
声に出す+耳に残す+手で書く+目で見る
が大切です。

同じ情報が何度も繰り返し入ってくると
  脳が「必要な情報」と認識し、長期記憶に
  変換されます。

脳は睡眠中に必要なものを長期記憶に変えます。
  ですので暗記は寝る前が最も効果的です。

物事を覚えるためには聞くことや見ることが
  必要ですが、それだけでは不十分です。
  声に出し、耳に残し、手で書くことで
  記憶のとっかかりが増え、忘れにくくなります。

注意していただきたいのは、
脳は同時に2つのことをすることが
苦手だということです。

勉強した直後にスマホをいじっていると
「記憶の定着」と「スマホをいじる」
の2つのことを同時にすることになり、
「記憶の定着」が疎かになります。

勉強した直後はスマホや漫画を見たりしないで
ボーっとする時間を設けることで、
学習したことが脳の中で整理され、
記憶として脳に定着されやすくなります。

お子さまの勉強の様子を注意していただき、
勉強中はスマホや漫画などは遠ざけるよう
家族で約束するなどしてください。

人間の脳は忘れるようにできていますので、
何かを覚えるためには時間と努力が必要です。

お子さま一人で取り組むのではなく、
ご家族の協力で成績を上げていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございます。