こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
勉強のやる気が出ないとき、「ご褒美」が効果がある
ということを昨日このブログに書きました。
ご褒美は効果もありますが、継続的なものではありません。
根本的な原因を探り、それを解決することでやる気を
あげていくことが求められます。
やる気が上がらない原因として最も多いのは
「勉強に興味がない」ということです。
ゲームや漫画など好きなことはいくらでも続けることが
できます。
しかし勉強を好きで好きでたまらない、という子どもは
もしかしたらそんなに多くないかもしれません。
ほとんどの子どもは自らなんらかの行動を起こさないと
勉強のやる気を出すことができません。
やる気をおこさないと脳内物質のドーパミンが出ません。
ドーパミンが出ないとやる気が出ませんし、
無理やり出しても持続しません。
やる気を出すうえで一番大切なことは「目的」です。
「自分には◯◯という夢を実現するために勉強する」
というように目的をはっきり認識することが必要です。
そのためにまずは「将来自分は何がしたいのか」を
考えてみると良いでしょう。
目的がはっきりすれば、その目的を達成させるために
何をしなければならないか、中・長期的な目標を設定
します。
例えば…
(目的)弁護士となって困っている人を助けたい
(長期目標)大学法学部に入学する
(長期目標)◯◯高校に入学する
(中期目標)評定をオール4以上にあげる
(中期目標)定期テストで90点以上とる
(短期目標)毎日英単語を3個、漢字5個覚える
(短期目標)毎日ワークを1ページ取り組む
長期目標をクリアするために毎日取り組む短期目標を
具体的に定め、取り組みます。
目的や必要性が明確でないと頑張ることは難しいです。
目的達成のために勉強を進めていくと計画を見直したり
修正する必要が生じることもあります。
計画通りに行かなくなってやめてしまっては
意味がありません。
計画は常に見直しをしながらより良いものにしていく
ことが必要です。
目標をたて、短期目標から達成していくことでやる気も
あげていくことができます。
保護者の方は、お子さまと将来の夢や目標について
お子様と話し合ってください。
そして目標をお子様と一緒に決めてください。
お子さまにあった目標を決めて、新学期からの勉強に
活かしていっていただければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。