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姿勢を正しく

2023/09/15
Victoryブログ

こんにちは。

Victory学院講師の山田修です。

 

皆さまのお子さまは正しい姿勢で勉強できていますか?

 

姿勢は脳の働きや勉強効率に大きな影響を及ぼします。

成績が伸びない、勉強に集中できない子どもは

もしかしたら姿勢に原因があるかもしれません。

 

背中を丸めて机に覆いかぶさる「猫背」の姿勢だと

首や肩、骨盤に負担がかかるため、

体が疲れやすくなります。

 

また目からノートや参考書までの距離が近いので、

眼精疲労や視力低下になりかねません。

 

猫背の姿勢は胃や肺を圧迫し、呼吸が浅くなります。

浅い呼吸では脳への酸素供給が不足し、

集中力や判断力の低下を引き起こすなど

学習効率が悪くなります。

 

人間の脳はうつむいた姿勢が続くとネガティブな気分に

なりやすく、猫背の姿勢が常態化すると

不眠やストレスを感じやすくなります。

 

子どもが勉強するときの正しい姿勢は、

以下の点を意識しましょう。

 

ポイントは背骨をまっすぐにするということです。

曲がった状態だと腰を痛めますが、

まっすぐするには骨盤を立てることが大切です。

そうするために、お尻を背もたれにつけてから

背筋を伸ばすという座り方が有効です。

 

椅子には深く座り、膝をそろえるようにします。

浅く腰掛けると腰に負担がかかり、痛みが発生します。

 

足裏全体が床につくように高さを調整します。

椅子の高さを調整しても足裏が床につかないときは

足を乗せる台を置くなどして

足がぶらぶらしないようにしてください。

 

机と身体の距離は、こぶし1つ分空けてください。

近すぎるとお腹への圧迫から息苦しさを感じますし、

離れすぎると机に前のめりになってしまいます。

 

照明も大事です。

照明が暗く手元がよく見えないと、

ノートや参考書に自分の顔を近づけるために猫背となり、

姿勢が悪くなる原因の一つとなります。

手元をしっかりを照らしてくれる照明が必要です。

 

ただし、姿勢についてあまりうるさく言うと

子どもは机に向かわなくなることもあります。

寝転がったりクッションの上に座ったりしていても

勉強を始めたら机に向かうようになります。

そのとき猫背になっていないか?目が本に近くないか?

など姿勢を注意して、

姿勢が悪いときに注意してみてあげてください。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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