こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
テスト勉強はしっかりやってきたはず。
けれどもテスト本番では点数が取れない。
問題用紙を前にすると緊張してしまいミスしてしまう。
そうした子どもは多いです。
せっかく勉強に頑張ったのならばその成果は点数に
表れて欲しいですね。
どうすれば結果が出せるようになるのでしょうか?
テストで実力を出せていない子どもの特徴として
以下の点が挙げられます。
テスト本番に弱い子どもは真面目です。
少しルーズな方が思ってもみなかった問題が出たときも
うまく対応できていると思います。
点数が低かったときのことを考えすぎるのも
実力を出せない子どもの特徴です。
これは「失敗恐怖症」と呼ばれています。
これは高い確率で成功するという見込みがないと
何か行動することが困難だと感じています。
目標が高すぎると逆にプレッシャーとなり、
テストで良い結果が出ないこともあります。
真面目だから目標に届かなければという思いも強く、
かえって点数が低くなります。
低い点数が続くと自信がなくなっていきます。
そして次のテストではまた点数が取れないのではないか
と思ってしまいます。
それもプレッシャーとなり点数が取れないという
悪循環に陥ってしまいます。
ではテスト本番に強くなるにはどうすればいいでしょう。
テスト本番に緊張や不安でいっぱいになる子どもには
「リアプレイザルreappraisal」という方法があります。
これは緊張や不安を感じたときに、その感情に対して
ポジティブな解釈をすることでコンディションを整える
ことです。
例えば
「あと10分で試験が始まる。緊張するなぁ。」
→本番だから緊張するのは当たり前。
「点数が低かったらどうしよう。」
→学校のテストなんだから難しくて当然。
わからない問題もあるかもね。
「この問題難しい!できない!」
→これだけ難しければみんなも難しいはずだ。
このようにポジティブに考えることで気持ちも楽になり
自分の力も発揮しやすくなります。
テスト本番と同じ条件で受けることも本番に強くなる
良い方法です。
テストが近くなるとテスト時間に合わせて問題を
解くことがおすすめです。
通塾しているとお子さまの学校のテストの過去問を
試すこともできます。
学校のワークや市販の問題集でも実戦形式のページが
あるので、時間を計って取り組んでみてください。
テスト本番に強くなる方法を述べてきましたが、
一番の方法は徹底的に勉強をすることです。
ここまですればやり残したことがない、と言えるくらい
勉強をすればテスト本番も自信を持って受験することが
できます。
テスト本番に弱いということは他のことにも弱いことに
繋がります。
本番に強くなる方法を身につけておけば、今後の受験にも
活用できます。
お子さまにぜひ身につけさせてあげてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。