こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
勉強は自分から進んでやる方が効果的です。
ですが、小学生だとまだまだ遊んでいたいという
気持ちが強いです。
親としては子どもが学校から帰ったら何も言わなくても
宿題をしてくれたら嬉しいですね。
子どもの学習意欲を高めるにはどうすればいいでしょう。
小学生の子どもの学習意欲を引き出すためには
「外発的動機づけ」と「内発的動機づけ」の
2つを刺激することが大切です。
「外発的動機づけ」とはご褒美で子どもの学習意欲を
引き出そうとするものです。
「次のテストで90点以上取ったらお小遣いをあげる」
「毎日2時間以上勉強したら◯◯を買ってあげる」
などのご褒美は短期的な効果は上がるかもしれません。
ですがご褒美が子どもにとって物足りなくなったり
無くした途端にやる気がなくなってしまいます。
学習意欲を持続させるには
子どもの中の興味関心を引き出し、自ら勉強のやる気を
生み出させることが大切です。
この「好きだから」「楽しいから」勉強するという状態が
「内発的動機づけ」です。
そのためには子どもの勉強をしたいという気持ちを
刺激して親子で一緒に頑張ることが大切です。
刺激は直接勉強に関係することでなくても構いません。
例えば子どもが本をよく読んでいるのであれば
国語辞典を子どもの目につくところにおいてください。
そして子どもと一緒に本を読んでいるときに
知らない言葉が出て来れば子どもと一緒に辞書を引いて
ください。
そうすることで子どもに辞書を引く習慣が身につけば、
言葉や漢字に対する興味関心が大きくなってきます。
ここでのポイントは「一緒に」本を読むことです。
本だけでなく勉強するときも一緒に勉強してください。
子どもが勉強するときに親がテレビを観たりすれば
子どもは勉強する気持ちも無くしてしまいます。
仕事や家事で忙しい時は「勉強しなさい」と言葉だけ
になりがちです。
そのときは子どもにリビングで勉強させてみましょう。
親がすぐそばにいる安心感と見られている緊張感で
モチベーションもアップします。
褒め方も重要です。
子どもが何も言われなくても自分から勉強し始めた。
テストの点数が前回から20点アップした。
結果を出したときは子どもを褒めてあげてください。
ですが、結果を出したときだけではなく
途中経過も見てあげてください。
テストの点数が伸びなかったときも、
勉強を頑張ったその姿勢を褒めてあげてください。
そうすることで子どももモチベーションが上がり、
勉強意欲もアップします。
小学生のお子さまの学習意欲を高めるには、
親の姿勢が重要です。
環境を整えて「勉強しなさい!」と言わなくても
自ら勉強する子どもに育てていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。