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デジタル教科書の導入

2022/10/28
Victoryブログ

こんにちは。

Victory学院講師の山田修です。

 

パソコンやタブレット端末で使うデジタル教科書が

2024年度から学校現場で本格化します。

全ての小中学校の小学5年生から中学3年生の英語で

先行実施されます。

25年度には算数・数学でも実施される予定です。

 

Victory学院で私が教えている中にも

英語の教科書がデジタルになっている生徒がいます。

 

デジタル教科書の内容は紙の教科書と同じです。

しかし文字や図版、資料が拡大できたり、

音声や動画の再生も可能です。

タッチペンで書き込むことや、インターネットで検索を

同時に行うことができるなど、学習方法が広がります。

 

文部科学省の取り組みであるGIGAスクール構想に伴い

全国の児童生徒一人に一台のコンピュータと

高速ネットワークを整備する取り組みが進められました。

 

一人一台のタブレットによる勉強での最大の特徴は

児童生徒に合わせて学習が進められる点です。

児童生徒の興味関心や学習の進度、理解度に合わせて

個人に合わせた学習スタイルを促すことができます。

 

これは家庭学習でも活かせる特徴です。

オンライン授業だけでなく様々なタブレット学習教材を

活用しての学習を進めることもできます。

 

デジタル教科書の可能性は高いですが、懸念もあります。

 

タブレット端末を何の対策も取らないままに使わせると

勉強以外に使用し、学習効率を低下させてしまうことが

懸念されます。

 

デジタル端末はディスプレイからブルーライトが

発生します。

ブルーライトは長時間見続けると目に負担がかかり、

ドライアイや目のかすみなどになることがあります。

授業で使用する程度であれば大きな影響はありませんが、

連続使用する時間を定めて子どもの健康面に配慮すること

が必要です。

 

文部科学省ではデジタル教科書を使用する際は基準として

「紙の教科書と併用して使用されること」が前提として

定められています。(学校教育法第34条第2項)

この制約はいずれ撤廃されると思われますが、

現状では教科書を学校に持っていかなければならず、

かばんが軽くなるとはならないようです。

 

大学入試もコンピュータで行われるCBT化の導入が

検討されています。(CBT:Computation-based Testing)

デジタル化はこれからも進んでいきます。

お子さまがタブレットを利用しての勉強を進められるよう

ご家庭でも親子で使ってみてください。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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