こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。
中学受験や高校受験の推薦入試では作文が、
大学入試では小論文が出題されます。
都立一般入試でも国語で200字の作文が出題されます。
「作文・小論文は難しい」
「何を、どう書けばいいのかわからない」
「書き方にコツはあるの?」
作文に関して生徒たちからよく質問されます。
本日は作文・小論文の書き方について書きます。
入試での「作文・小論文」とは、あるテーマに対して
自分の意見を理由や根拠を示して説明する文章です。
例えばサッカーが好きだいうことを伝えるのに、
「サッカーが好き」と書くだけでは相手に伝わりません。
「私が小学生の時に地元のチームの試合観戦に行った」
「その時地元のチームが勝ち、応援するようになった」
「試合を見続けているうちにサッカーそのもの
が面白くなり、競技として好きになった」
というように理由を示すことで思いが相手に伝わります。
ですので作文・小論文を書くときは以下の2点を
意識しましょう。
○テーマや条件に合っているか
テーマ以外にも字数制限や段落構成、体験の記述など
様々な条件が示される場合があります。
それを守らないと減点されたり、評価されません。
○根拠や理由が示せているか
上で挙げたように入試の作文・小論文は意見に対する
根拠や理由が書いていないと評価されません。
それ以外にも原稿用紙の使い方や
日本語を正しく使って書けているかがチェックされます。
このように作文を書くためには練習が必要です。
来年以降に受験をする子どもは今のうちから書くことに
慣れておきましょう。
毎日短文の日記をつけて書くことに慣れていきましょう。
また本や新聞を読んで書くテーマの情報量を
増やしていくことも必要です。
受験が迫っている子どもは、受験校の過去問で
これまでのテーマで書く練習をしましょう。
どうしても書けない場合は模範解答を写すことも
書く練習になります。
写しながら「自分ならどう書くだろう」と考えることで
思考力も向上します。
子どもが書いた作文・小論文は学校の国語の先生や
進路担当の先生、塾の先生などに添削してもらいます。
保護者の方が添削する場合は
・原稿用紙の使い方
・漢字、言葉遣い
・文法
・テーマや条件に合っているか
・根拠や理由が書かれているか
といった点をチェックしてあげてください。
代表的な出題テーマとそれに対する書き方など
何を書くかについては明日書きます。
最後までお読みいただきありがとうございます。